親知らずの抜歯の通院期間~初診から抜歯?!抜歯方法による違い~

親知らずの抜歯の通院期間~初診から抜歯?!抜歯方法による違い~

もしも、全ての親知らずを抜くことになったら、どのくらいの通院期間が必要なのか。

また、初診で抜歯することもあり得るのか。

親知らずは全部で4本生えてきます。

ですから、患者さんによっては、4本全ての親知らずを抜歯することもあるのです。

歯を4本も抜くとなると、それなりに時間がかかりそうですが、実際の所どうなのでしょうか。

そこで、親知らずを全部抜く場合の通院期間等について、少し詳しくご紹介したいと思います。



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全ての親知らずを1度に抜くことは可能?

まず、誰もが思うのは、親知らずを4本全て抜くのなら、「1回で済まることはできないのか?」ということでしょう。

現実的には、不可能ではありません。

実際、そうして4本の親知らずを同時に抜いている人もいます。

けれども、親知らずの抜歯は、それなりに体への負担が重たい歯科治療です。

それを同時に4本抜くとなると、入院も必要となります。

ですので、できれば何回かに分けて、抜歯することが望ましいのです。

1本ずつ抜くことになるの?

もしも時間に余裕があったり、慎重を期したい人は、親知らずを1本ずつ、丁寧に抜いていくことをお勧めします。

その際の通院期間は、通常の親知らずの約4倍になるものとお考えください。

一般的に、親知らずを1本抜歯する場合は、事前診断、手術、消毒、抜糸といった感じで、2~4回程度の通院が必要となります。

ですので、1本ずつ全ての親知らずを抜くとなると、この4倍の通院期間が必要となるのです。



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最もお勧めなのは片側ずつ抜歯する方法

比較的、体への負担も小さく、通院回数も少ない方法としては、片側の2本ずつの抜歯が考えられます。

歯医者さんの中でも、この方法をとる先生が多いかと思われます。

この方法なら、ご飯を食べる際にも、片側できちんと噛むことができます。

また、入院する必要もないので、それなりにメリットが大きい方法であると言えるのです。

ちなみに、通院期間は通常の抜歯の2倍程度となります。

通院日の初日から(初診で)抜歯するのか?

さて、最後に抜歯処置がいつ行われるかについて、説明したいと思います。

親知らずを抜歯するとなると、それなりに心の準備が必要となりますよね。

ですので、初診でいきなり抜歯処置が始まると、戸惑ってしまうものです。

また、歯科医院側も準備をしなければなりませんので、初診で抜歯処置を施すことはあまりないと言えます。

ただ、とても簡単な症例であったり、痛みなどがひどくてすぐにでも処置しなければならないケースだと、初診で抜くこともあります。



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