親知らずの抜歯後は何回通院しなければならないのか?
親知らずは、抜歯をした時点で痛みが引いてしまうこともありません。
けれども、その後にも必要な処置がありますので、勝手に通院をやめてはいけません。
一般的な虫歯治療であれば、2、3回の通院で終わることも多いです。症状が軽ければ、1回で終わることもあります。
一方、親知らずの治療で手術を要する場合は、そう簡単には終わりそうにないですよね。
そこで、親知らずの抜歯から抜歯後の通院に関して、少し詳しくご紹介したいと思います。
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親知らずの治療とは?
親知らずの治療では、状態が芳しくなければ、親知らず自体を抜いてしまいます。
これを抜歯と言います。
抜歯をする際には、局所麻酔を施したり、場合によっては歯茎を切開することもあります。
ですから、通常の虫歯治療よりは、多少手のかかる処置が必要となるのです。
まずは事前に検査することが大切
具体的にはまず、事前検査が必要になります。
この時、親知らずを抜かなければならないかどうかも診断します。
診断の材料としては、レントゲン写真などを撮影して、その画像を用います。
レントゲン画像を見れば、親知らずが顎の骨にどのように埋まっているかがわかります。
ですから、親知らずの治療方針を決める上で、事前検査というのは非常に重要であると言えます。
つまり、最初の診療でいきなり親知らずを抜歯するケースは、それほど多いわけではないのです。
やはり、本当に抜くべきなのかどうかを、事前検査によって、きちんと見極める必要があるのです。
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いよいよ抜歯の手術!
次に来院した時にようやく抜歯の手術が行えます。
抜歯手術の時間は、15分から1時間程度といった感じです。
このように、手術時間に差があるのは、親知らずの状態によって、抜きやすかったり、抜きにくかったりするためです。
親知らずを引き抜いたら、傷跡を糸で縫合して完了です。
翌週、傷跡の状態を見たり、消毒を行ったりします。
親知らずを抜いてから1週間後に、歯茎がものすごく腫れてしまうケースもありますので、ここで様子を見る必要があるのです。
最後は縫合した糸を抜く!
さらに次の週になると、いよいよ抜糸です。
親知らずの治療は、この抜糸が終わって終了ということになります。
ですから、親知らずの治療全体で言うと、通院回数は4回前後となります。
抜歯後に限って言うと、2回程度となります。
もちろん、ケースによっては抜歯後の翌週に抜糸を行い、治療が完了することもあります。
このように、親知らずの治療は、ある程度流れが決まっていますので、痛みが引いたからといって、通院をやめてはいけません。
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