親知らずの抜歯後にはどんな症状が現れるの?

親知らずの抜歯後にはどんな症状が現れるの?

親知らずの抜歯は、手術後に様々な症状が現れてきます。

顎が腫れたり、痛みが生じるのはもしろん、膿が出てきたり、口臭がきつなったりすることもあるのです。

そういった症状について、事前に詳しく知っておきましょう。

親知らずの手術は、あっという間に終わります。

「なんだこんなものか」と拍子抜けされる患者さんも沢山いらっしゃいます。

けれども、抜歯後の症状について、不安を抱えていらっしゃる方も少なくありません。



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抜歯後に膿や痛みが出てきた!

では、親知らずの抜歯後の症状で、よく見られるものから解説していきましょう。

まず、親知らずの手術後、しばらくしてから痛みが出てくるケースについてです。

親知らずの手術は、顎の骨に埋まっている歯を、強引に引き抜く処置です。

ですから、手術の後は、ある意味で怪我をしている状態と言えます。

膝を擦りむいたり、肘を打撲していたりすると、痛みを感じますよね。

親知らずの抜歯も同じで、手術後の痛みはある程度、許容しなければなりません。

ただ、処方された痛み止めを飲んでも効かなかった、異常に強い痛みを感じている場合は、歯医者さんに診てもらいましょう。

抜歯によって、顎に何らかの異常が生じている可能性があります。

また、抜歯後に膿が出てきた場合も要注意です。

膿が出ているということは、細菌感染を起こしています。

ですので、抗菌薬を投与したり、また別の治療が必要になることもあります。

ドライソケットには気をつけて!

親知らずの抜歯後には、ドライソケットという症状が現れることがあります。

ドライソケットとは、歯を引き抜いた後の部分が乾いてしまう症状です。

本来、私たちの体は、傷口ができると、血液が出てきます。

血液には、傷口を治す成分が含まれているますので、しばらくすると傷口が塞がっていくのです。

けれども、抜歯後に頻繁にうがいなどをしていしまうと、せっかく塊かけていた血液が洗い流されてしまい、いつまで経っても傷口が塞がらなくなります。

すると、顎の骨が露出した状態が継続してしまうのです。

抜歯後は顔の輪郭が変わるの?

親知らずは全部で4本生えてきます。

また、奥歯なので、それなりの大きさがあります。

ですので、抜歯する本数にもよりますが、手術後は顔の輪郭が多少変わることがあります。

どちらかと言うと、小顔になる傾向が強いです。



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その他の症状は?

親知らずの抜歯後には、一時的に口が開きにくくなることがあります。

これは、抜歯をした周辺の歯茎が腫れていたりするためです。

また、口臭が発生することもありますが、しばらくすると収まりますので、あまり気にしないようにしましょう。

一定期間過ぎても、口が開きにくかったり、口臭が収まらない場合は、歯医者さんを受診してください。

ちなみに、親知らずの痛みは翌日にはピークを過ぎます。

痛みや細菌感染の症状は、一週間後くらいに出始めることがあります。

このように、抜歯後の症状はそれぞれ発症期間が異なりますので注意しましょう。



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