親知らずの身体症状~痛み・虫歯・口臭・顎関節症・頭痛~
親知らずは、色々な身体症状の原因であると言われています。
頭痛や口臭、それから顎関節症など、その症状は様々です。
では実際、親知らずはどんな身体症状を引き起こしているのでしょうか。
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歯の痛みの原因は親知らず?
親知らずが原因で起こる身体症状としては、まず歯の痛みを挙げることができます。
これは、親知らず自体が虫歯になって、歯の痛みを発生させていることが考えられます。
親知らずというのは、元々虫歯になりやすいのです。
それから、おかしな生え方をしている親知らずが、隣の歯を圧迫して、痛みを生じさせていることもあります。
その他、親知らずによって、周囲の歯茎が歯周病となり、痛みが生じているケースもあるのです。
口臭も親知らずが原因?
意外に思われるかもしれませんが、親知らずが原因で口臭が発生することがあります。
これは、親知らずに食べカスや歯垢などが蓄積することで生じます。
親知らずはお口の一番奥に存在しているため、なかなか歯ブラシが届きません。
ですから、口臭の原因となる食べカスや磨き残しがたまりやすいのです。
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親知らずが顎関節症を引き起こす!?
さて、親知らずが関連する身体症状として、比較的シビアなのが顎関節症です。
顎関節症は、顎の関節に異常が生じて、スムーズに咀嚼できなくなる病気です。
重症化すると開口障害などが現れ、食事もままならなくなります。
では、この顎関節症という病気は、親知らずによって引き起こされるものなのでしょうか。
これは、「その可能性も否定できない」という表現に留めておきたいと思います。
というのも、親知らずの生え方のよっては、歯列全体のバランスを乱し、噛み合わせを悪くしているケースがあります。
噛み合わせが悪いと、顎の関節に過度な負担がかかり、顎関節症を誘発すると言えるでしょう。
けれども、直接的な原因となるとは言い切れません。
親知らずが生えていると頭痛が起こる?
親知らずについては、頭痛との関係もよく言及されます。
ただ、こちらも顎関節症と同様、直接関係があるとは言い切れないでしょう。
もちろん、間接的には頭痛を引き起こす可能性があると言えます。
このように、親知らずは様々な身体症状と関係していることがわかります。
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