2016大阪でのキャンドルナイト@OSAKACITY
今年の夏の開催で20回めを数えることとなった1000000人のキャンドルナイト@OSAKACITY。
『夏至と冬至の夜の二時間は電気を消してキャンドルを灯し、ひとりひとりが、自分のために、家族のために、日本のために、そして未来の地球のために、できることを考えようという「気づき」の場にしていく』をコンセプトに2005年12月の初開催から、冬と夏の2回のイベントを重ねながら今年は記念すべき10年目、イベントとしては20回目を迎えました。
阪神電気鉄道など地元企業の協力もあり、今ではすっかり地元の季節のイベントとして定着してきたようです。
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キャンドルナイトはアートイベントでもある?!
日本でも少しづづ、季節のイベントとして認知されつつあるキャンドルナイト。
各地でキャンドルナイトとあわせ、テーマにあわせフードやショップ展開など工夫をこらした取り組みが行われていますが、メインのイベントはやはり電気を消してキャンドルを灯すことですが、10000000人のキャンドルナイト@OSAKACITYの場合はちょっとしたアートイベントとしての作品も持っています。
毎回キャンドルナイトのメインコンテンツとして、西梅田と茶屋町の2会場ともに「キャンドル回廊」といわれるキャンドルで作られたアート作品を鑑賞しながら歩くことができるスペースが登場します。
これらの作品は大阪・関西を中心に活動をしているクリエイターやクリエイターを目指すアート系の学生たちが作成したものです。
毎回凝った作品が登場することもあり、キャンドルナイトをアートイベントとしても盛り上げています。
学生たちにとっては梅田や茶屋町といった人が大勢集まる繁華街に自身の作品を展示できるまたとないチャンスということことで、非常に意欲的に取り組んでいるようです。
今年は37チームが参加。作品はSNSを中心に拡散
今年の夏の「キャンドル回廊」づくりには37チームが参加しました。
茶屋町と西梅田の2か所でキャンドルの炎がともされると作品は命を吹き込まれたように夏の夜の闇のなかで輝きはじめました。
どの作品もそれぞれのテーマにあわせてクリエイターたちの思いがこめられ、道行く人もひとつひとつを興味深げに眺めていました。
キャンドルを使って大きなハートを描くものや、炎のゆらめきをいかして独特の世界を作りあげるものなど作品はどれもそれぞれの個性にあふれていました。
スマートフォンやカメラで気に入った作品を撮影する人も多く、ツイッターやインスタグラムには多くの作品の写真が投稿されました。投稿された美しい作品の写真を通してキャンドルナイトというイベントを知った人も多かったようです。
作品の展示期間が短かったものの、今も関連のハッシュタグ(キャンドルナイト西梅田など)で検索すると多くの作品を観ることができイベントの様子を伺い知ることができます。
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2015年の冬至は?2016年のイベントはどうなる?
2015年夏のイベントも大盛況のうちに終わりました。
2015年の冬や2016年もこのイベントは続いていくと思われますが、今のところ具体的なイベント日時の告知はありません。
キャンドルナイトのイベントをきっかけに参加した人はいろいろな気づきを得た人はきっとたくさんいるはずです。
10年続いたせっかくの取り組みなので今後も単なる流行で終わらないよう、しっかり地元のイベントとして根付いていくのを期待したいですね。
また若いクリエイターたちのアート作品を楽しめる場として期待している人も多くいるので、次回はどんな作品が登場するのかも期待しましょう。
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