私の親知らず抜歯体験記 長野県K・Y

性別 抜歯時の年齢 治療部位 生え方 治療場所
男性 20代 右上,右下
左上,左下
埋まっている 歯医者

私は20代のときに2箇所の歯科医院にて親知らずを合計4本抜歯しました。

その経験を通じて親知らずの抜歯方法は歯科医院によって随分違うのだということを知りました。



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上の歯の親知らず付近の歯茎が痛み始めて

20代前半の頃、私は上の歯の親知らず付近の歯茎が痛むので当時住んでいたアパートの近くにあった歯科医院を訪ねました。

その歯科医院は年配の歯科医師1人と受付2人がいて、その日は他の患者がいなかったのか私は予約もしていなかったのですがすぐに診察してもらえました。

診察の結果は上下の親知らずが顔を出し切れておらず歯茎だけが噛み合って痛めているという内容で、歯科医師には対策として上下どちらかの抜歯を提案されました。

私は親知らずを残していても虫歯になり易いなどの話を聞いて歯科医師に勧められるがまま上の左右の親知らずを抜歯することを決めました。

甘く考えていた抜歯

抜歯は左右1本ずつ1週間空けて抜くというスケジュールでした。

私はそれまで抜歯の経験は無かったので抜歯がどれだけ大変かということを分かっていませんでした。

1本目の抜歯の日、私は歯科医院の診察台で横になり歯茎に麻酔の注射を打たれてしばらく待っていました。

するとしばらくして歯科医師がバールやペンチのような器具をガチャガチャと用意して私はただその様子を見ていました。

して抜歯手術が始まると医師は私の口にバールのような器具を突っ込んでギシギシと梃子の原理のような方法で抜歯を始めました。

私は顎ごと持っていかれそうになるのを必至に堪え、抜歯が完了する頃には力の入れ過ぎで首が痛くなっていました。

その作業が1週間後繰り返され本当に大変でした。



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4年後に再び親知らず抜歯

上の親知らずを抜歯してから4年が過ぎた頃、アパートから実家に引き上げていた私は再び下の親知らずの歯茎が痛くなるのを感じました。

上の親知らずを抜いたのにどうしてだろうと疑問に思いながら実家の近くの歯科医院に行って診察を受けると、下の親知らずには歯茎が半分ほど被さっていて親知らずがその状態で伸びようとしているから痛いのだと説明を受けました。

そして、何故か上の親知らずを抜いたのは良くなかったというようなニュアンスの話をされました。

そして、前回と同じく1週間空けて2本抜歯するという計画で抜歯することに決まりました。

外科医による抜歯

今回の歯科医院には月に数回外科医師が来る日があるとのことで抜歯はその外科医師にやってもらった方が良いと歯科医師に説明を受けました。

そして当日、前回の抜歯の苦労を思い出して気が重かったのですが観念して診察台に横になっていました。

ただ、今回は麻酔の時点で前回の抜歯とは大きく違いました。

まず、麻酔注射をする前に麻酔を塗布して麻酔を掛けたのです。

そのおかげで麻酔注射は全然痛くありませんでした。

そして、外科医師による抜歯が始まりましたが、外科医師が使ったのは新しい機械のような器具でした。

それを口の中に入れて数分カチャカチャしたあとぐいっと動かしただけで親知らずが抜けたのです。

上の親知らずを抜歯したときとは施術時間も全然違いました。

1週間後にもう片方の抜歯を行ったときもあっさり抜けました。

4年の歳月があったとはいえ歯科医院によってこれほど違うものかと感心しました。



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