前日まではすごく怖かった親知らずの抜歯、でも実際は? R.Oさん
性別 | 抜歯時の年齢 | 治療部位 | 生え方 | 治療場所 |
女性 | 20代 | 左上,左下 | ななめ | 歯医者 |
私は先生に抜歯を宣告された日、家に帰ると早速インターネットで親知らず抜歯についての情報を集めました。
親知らずがまっすぐと生えている場合はそこまで痛みはないようですが、曲がって生えていたり真横になって生えている場合は大変です。
歯茎を切ったり、歯をハンマーで砕いて取り除いたり…というような大手術になると書いてあるではありませんか。
実際に私の親知らずはやや斜めになって生えており、もしや私もハンマーで歯を砕かれるのでは…という恐怖心がじわじわと芽生えてくるのを感じました。
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当日の様子
前日はあまり眠れないまま、ついに親知らず抜歯当日になってしまいました。
私の歯医者は予約制なので、受付をすませるとすぐさま治療室に案内されます。
椅子に座ると、先生は早速治療に取り掛かり始めました。
まず、いつもとは違うかなり大きめの麻酔を使って親知らずの周辺に何回か針を刺しました。
痛みに関しては普通の麻酔と変わりません。
最初にちくっと痛くて、その後はすぐに神経が麻痺し、全く何も感じなくなります。
ですが親知らずは乳歯などと違い根っこがとても深いので、「麻酔が効かなかったらどうしよう」とこの時もずっと恐怖状態でした。(笑)
麻酔が終わると、そのまま5分ほど待たされました。
そしていよいよ抜歯の時が…。
「じゃあ抜きますねー」
先生はそういってペンチで歯を掴み、ぐりぐりと手を動かした後一瞬でスポンと抜いてしまいました。
本当にあっという間の出来事でした。
痛みは全くないどころか、触れられているのすら感じないほどです。
そして次の瞬間には口の中に血の味がもわっと広がり、かなりの量を出血しているのを感じました。
先生は手早く歯茎を糸で縫い、「口をゆすいでください。そっとね。」といって、椅子を起こしてくれました。
治療室に入ってから終了するまでの時間、およそ10分ほどでしたでしょうか。
先生は、抜歯に対する恐怖感を感じる人が多いので、なるべく手早く治療を済ませて安心させてあげたいと言っていたのがとても好印象だったのを覚えています。
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その後の経過は?
親知らずを抜き終わり家に帰ると徐々に麻酔が切れ始めます。
鎮痛剤を数錠頂いていたので飲んでおきましたが、なんとなく奥の方がじくじくとする感じで痛むのです。
ですが痛みより何より辛かったのは、延々と流れ続ける血ですね。
口をゆすぐと洗面所が真っ赤になってしまう血の量で、あれはなんともいえない気持ち悪さがありました。(笑)
幸い抜歯箇所は綺麗になおり、今は跡もなくつるんとしています。
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