歯医者は選ぶべき・後遺症の残る親知らず 埼玉県Mさん
性別 | 抜歯時の年齢 | 治療部位 | 生え方 | 治療場所 |
女性 | 10代 | 右下 | ななめ 埋まっている |
歯医者 |
私は、中学3年生のとき親知らずが痛くなって、近くのかかりつけの歯科クリニックに受信したところ、抜歯をすすめられ、親知らずを抜くことにしました。
と言うのも、私の場合、親知らずが斜め上に向かって生えてしまっており、このまま放置すると、隣の歯に穴が開いてしまう可能性があったからです。
現に、遺伝的に言っても、私の祖父も同じ状況になり歯に穴が開いてしまったということもあったので、私としては親知らずを抜くというのは即断でした。
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病院を決めるまで
そこで、親知らずを抜く日程を決めるために再度かかりつけのクリニックに出向いたところ、私の都合がつく日にちに院長先生が予約がいっぱいに埋まっていることがわかりました。
そのため院長先生から、先生の弟さんが、地元の医科大学で歯科医をしているから、そっちに行って抜歯をしてもらうようにと言う事でした。
なにぶん実家は田舎なので、東京のようにいろいろと大きな病院が近くにあるわけでもなく、実際あまり評判の良くないその大学病院に行くことに決め、紹介状を書いてもらいました。
少し不安はあったものの先生の紹介と言うことで割と安心していました。
また、私の母は北海道の田舎育ちで、親知らずもペンチ一本で麻酔なしに抜かれて、痛み止めも出ずに塩を塗られたという逸話もあり、そうはいってもそれよりはましだろうと高をくくっていました。
親知らずの抜歯
実際に親知らずを抜く当日になり、車で病院に向かいました。大学病院に着くと、30分くらい待たされて部屋に通されました。
先生の弟さんという歯科医の先生がでてきて、親知らず抜歯の工程の説明を一通りして、最後に抜歯にあたってのリスクを説明されて書類にサインしました。
リスクの内容は、右下の親知らずを抜歯するので、そこには舌の感覚をつかさどる神経系があり、そこが万が一傷ついてしまうと、交差して左側の舌の先端の感覚が麻痺するというものでした。
先生によると、最初は麻痺が結構な確率で出るが、1週間、1か月と経過するにつれて治っていくが、人によっては半年、1年と続く場合もほんの稀にあるということでした。
私は、そのくらいだったら頻度は高くないのかなと思って書類にサインして抜歯に臨みました。
抜歯はかなり手間取っているようで1時間半はかかっていたと思います。
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親知らずの抜歯後
親知らずを抜いてすぐは本当に痛くて、痛み止めも効いているのかいないのかはっきりわかりませんでした。
先生が言っていたように、やはり舌の感覚が麻痺してしまい、スープを飲んでも、熱いのか冷たいのかわからないくらいでした。
しかし、1週間もすれば良くなるだろうと辛抱していたものの治らず、1か月たっても半年たっても、麻痺の度合いは徐々に良くなりつつも、麻痺自体が無くなることはありませんでした。
結局、7年たった今でも残っています。
反省点
親知らずの抜歯は侮れず、特に私のように親知らずが曲がって生えている場合は神経を傷つける可能性が高くなるため、病院選びは慎重になった方がいいと感じました。
私の場合も、事前にその大学病院が評判があまり良くないことがわかっていたのだから、手を抜かずに時間がかかっても、かかりつけの予約が取れるのを待ったり、別の評判のいい病院を遠くてもいいから予約するべきだったと思いました。
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