長かった親知らずとの戦い 新潟県Yさん
性別 | 抜歯時の年齢 | 治療部位 | 生え方 | 治療場所 |
女性 | 30代 | 右下 | ななめ 埋まっている |
病院 |
私は20代半ば頃より右下の親知らずに苦しめられてきました。
というのも、体調を崩したり寝不足になったりするたびに痛みがでたり腫れたりしていたのです。
それでも何日かすれば痛みも治まり普通に生活出来ていましたし、何よりも親知らずを抜くのが怖いと感じていたため、30代になってもずっとそのままにしてきました。
しかし眠ることが出来ないほどの強い痛みに襲われて、さすがにこのままほっとくことは出来ないと思ったことを皮切りに、ついにかかりつけの歯医者へと行く決意をしました。
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歯医者からまさかの出来ない宣言
実はかかりつけの歯医者は自宅からは遠いところにあるのですが、それでもそこに通っていた理由が抜歯がうまいという評判を聞いていたためです。
自分の母親も同じ歯医者で親知らずを抜歯していて、全く痛くないうえにとてもスムーズだったと聞いていたこともあり、少しくらい通うことが遠くて大変でもそこの歯医者に行こうと決めたのです。
久しぶりにかかりつけの歯医者に行き、さすがに行った当日に抜くことはないだろうとは思っていたものの、近いうちに抜いてもらえるものだと思っていました。
しかしレントゲンをとって先生から言われた一言が、
「これはうちでは出来ませんね。」でした。
抜歯などの施術があった時のために選んだ歯医者だったので、正直とてもショックでした。
どうやら私の親知らずは下あごの神経に近いらしく、口腔外科で手術をしないと抜けないそうなのです。
その日のうちに紹介状をかかれて仕切り直しとなりました。
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口腔外科での施術
歯医者よりもさらに遠くの口腔外科へ行く事が決まり、しぶしぶ予約をとって行きました。
まず歯医者でとったレントゲンを担当の先生に見てもらい、最初に言われたことが
「唇の感覚がなくなるなどの後遺症が残る可能性がある。」ということでした。
そんなに大変な手術になるのかとさらに抜歯が怖くなりました。
結局初日は口腔外科でCTをとり、抜歯をする日程を決めて帰りました。
そしてついに抜歯をする日がやってきました。
緊張で体が震え、手は汗だくとなっていました。
それを見た担当の先生が、後遺症が残る可能性はあると言ったけれど、残らないようにするから大丈夫だと言ってくれました。
顔に口だけあいた紙をかぶせられ、ついに手術が始まりました。
削る音と抜く衝撃に、ずっと手を強くにぎりしめていることしか出来ませんでした。
もちろん麻酔が効いているので痛みはないのですが、相当なストレスがかかっていたのだと思います。
結局後遺症も残らずに抜歯が終わり、その時の安堵感は今でも忘れられません。
手術後は痛みに何日も苦しみましたが、それでも抜くことができて良かったという気持ちのほうが大きかったです。
親知らずあって起こる痛みからも解放され、手術をしてくださった担当の先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
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