親不知の治療は実際は思っているよりもずっと簡単です! 北海道 S.K

性別 抜歯時の年齢 治療部位 生え方 治療場所
女性 30代 右上,右下
左下
まっすぐ
ななめ
横向き
歯医者

ある日、虫歯で歯医者に行ったときに、先生から親不知の治療を勧められました。

親不知があることで歯磨きがしづらいなどの問題はありましたが、痛みで我慢できないなどのトラブルはなく、何年も放置していました。

ただ真っ直ぐ生えていたのは1本だけで、他の1本は半分だけ顔を出し、もう1本は斜めに生えており、たまに炎症で腫れたりすることはありました。

とにかく簡単に抜歯ができるとは思えず、なるべくなら痛い思いをしたくないし、怖いからと最初は治療を拒否しました。

また親不知が今後の歯の治療に使える可能性も考え、一応先生に相談しました。

先生の返答はそういう場合もあるけれど、ほとんどはその価値が少ないし、私の場合は抜いたほうがメリットが大きいとのことでした。

結局は先生の「自分の身内なら間違いなく抜く!」というセリフを聞いて治療を決めました。



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抜歯までの流れと心の変化

2週間に1本ペースで下の親不知から治療しました。

診察台に上がると、心臓バクバクで「今日は調子が悪いのでやっぱりやめます」というセリフが何度も出かかります。

だたその歯医者さんは診察スペースを個別に仕切って、テレビを置いており、とてもリラックスできる空間なので助かりました。

そして大切なのが歯科衛生士さんです。

笑顔で「うちの先生はほぼ毎日のように親不知を抜いてるので上手です。すぐ終わりますよ!」の一言で、逃げ出さずにすみました。

怖いのは麻酔をされて待っている間なので、その不安を解消してくれました。

抜く段階になり、先生が器具を歯に押し当てたと感じた瞬間、はい終わりました!と言われ、拍子抜けです。

抜くイメージばかり持っていたので、押した瞬間に終わるとは本当に驚きです。

何を怖がっていたのだろうと、不思議に思うほど、痛みもなくあっという間でした。

私の体質もありますが、きっと先生の腕が良かったのだと思います。



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抜歯直後の様子とその後の経過

こんな感じで3本とも無事に抜くことができました。

抜いた直後は出血もありますし、痛みがあると困るので鎮痛剤を処方してもらいましたが、特に問題はありませんでした。

ごはんも普通に食べて、いつも通りお酒も飲みました。

ただ抜いた痕を確認すると、恐ろしく大きな穴が空いており、その根の深さを実感させられます。

完全に穴が平らになるまでは、約半年は掛かりました。

それまではその穴に食べ物が入り込み、不快な感じはありますが、それを過ぎれば歯磨きは楽だし、炎症も起こさなくなりました。

なにより大事な時に突然痛み出したりすることを考えると、やっぱり治療をして良かったと思います。

今、親不知で悩んでいる人は、良い先生に相談して早めに治療することをお勧めします。



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