存在すら忘れていたのに、いざとなると厄介な存在 群馬県NNさん

性別 抜歯時の年齢 治療部位 生え方 治療場所
女性 30代 右上,右下
左上,左下
まっすぐ 歯医者

人並みにお嫁に行くことになり、母親から「親知らずは抜いておきなさい」とアドバイスされました。

なんでも、私が住む地域では嫁入り前に抜く風習があるんだとか。

「親の苦労を背負って嫁がないように」という意味だそうです。

実際は、嫁に行ったら忙しくて歯痛に悩まされている暇はないと予め抜いてしまうのが真意のようです。

まあ、仕事も止めたし、いい機会だと思ったので従うことにしました。



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レントゲンを見てビックリ!

子供の頃から通っている歯医者さんにお世話になることにしました。

小さい頃は虫歯で通ったものですが、大人になってからは歯磨きも完璧になり、訪れることはなくなっていたのです。

久しぶりに口内チェックをしてもらい「虫歯はないね」との嬉しいお言葉。

結婚するので親知らずを抜きたいとお願いしたところ、「それがいいね」と快く引き受けてもらいました。

「一応、レントゲンを取るよ」といわれて撮影。

その画像を見てみると上下4本が見事な根を生やしていたのでした。

「こりゃ、もったいないくらいの丈夫な親知らずだね」が、歯医者さんの第一声です。

2ヶ月計画

奥歯は4つの根っこが生えているらしいのですが、その根っこががっちりと歯肉を囲っていました。

なので、抜くときに歯肉もがっつり取れてしまって、予後が大変だろうという見立てです。

なんだか聞いてるだけで具合が悪くなってきました。

仕事もしていない家事手伝い状態だったので、「ゆっくりと進めたほうがいいね」ということになりました。

予定は下・上・下・上と交互に抜いて、なるべく負担を分散させよう作戦です。

全てを2ヶ月くらいかけて行うとのこと。

どんよりとした気分で第一回目の抜歯の予約を済ませ、帰宅しました。



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抜歯って最悪・・・

最初は左側の下です。

麻酔をしたのですが、効きが悪いようです。

お酒もあまり飲まないし、健康そのもののはずなのですが。

追加の麻酔をちょっぴり済ませてから、いよいよです。

麻酔をしているので、もちろん痛くはないのですが、ものすごい圧がかかります。

で、抜けませんでした。

仕方がないので、ドリルで歯を抜きやすく削ると言われました。

ガリガリやられて、痛くはないものの涙を流すこと30分。

やっと抜けました。

そして、思った通り大きな穴がごっそり開いたのです。

インフルエンザ並みの辛さ

痛み止めをもらって、帰宅。

麻酔が切れた頃に痛みが、「ズーンズーン」と押し寄せてきました。

い、痛い・・・。

薬を飲んでも痛い。

そのうち発熱。

痛みが治まったのは、3日後でした。

一週間後に行ったときに、消毒と次の予定を見立てました。

次は、さらに一週間後です。

一大プロジェクト並み

そんなこんなで、やはり2ヶ月ほどかかった親知らずの抜歯です。

最初の歯ほどは厄介ではなかったものの、抜くたびに痛みと発熱に襲われて・・・。

仕事で徹夜するよりも、よっぽど大変でした。

正直、虫歯にならないように歯磨きをしてれば済んだんじゃないかと考えたり。

それまで親知らずが生えていたことさえ忘れていたのに。

なかなか手強い存在なのでした。



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