初めての抜歯、麻酔効いてます? 東京都Aさん

性別 抜歯時の年齢 治療部位 生え方 治療場所
女性 30代 右上 まっすぐ 歯医者

30代の頃、歯の治療で歯医者に行ったとき「あごは細いので親知らずは抜いたほうがいい」と勧められ、邪魔なものなら抜いてもいいか、と抜歯をすることにしました。

その歯医者は古くからある歯医者で内部も古びた印象でしたが、先生が気さくで治療も丁寧、助手の方たちも優しく接してくれるので信頼していました。

そして抜歯する日になりました。

親知らずを抜いたことがある人たちから「抜いた後腫れるよ」とか「抜く時ゴリゴリした感じで気持ち悪い」など、マイナスなことばかり聞かされていたので内心はドキドキで緊張していました。



Sponsered Links


いつものように椅子に座ると、助手の方が緊張をほぐすように「大丈夫ですからね。うちの先生は抜くの上手なので。」とにっこりしながら言われたので、少しホッとしました。

そして先生がやってきて「じゃあ麻酔からしますね。麻酔は痛いですよ」と注射を数箇所打たれました。これは虫歯の治療でも打たれたことがあったので、痛いのはわかっていました。

「麻酔が効くまで少しおきますね」と先生が行ってしまい、時々助手の方が様子を見にきました。

しばらくして先生が戻ってきて、歯茎を触りながら「どうですか?感じますか?」と言われたのですが、しびれた感覚だけで触られてもわからないくらいだったので、「感じません」と言うと「では抜きますね」と始めました。

口を開けられペンチ?のようなものを入れられ親知らずをつかむと、グリ、グリっと動かし始めました。

私は目をつむって「嫌な感じだな~」と思っていたのですが、更にグリグリやられると痛くはないけどなんだか違和感がありました。

「あ、ちょっとやめて、なんか変!」と思ったあとの記憶はありません。



Sponsered Links


目を開けると先生と助手の方が覗き込んでいました。

そして「大丈夫ですか?」と聞かれたので「…はい」と答えました。

抜いたショック?で気を失っていたみたいです。一瞬だったようですが。

「麻酔がしっかりきいてなかったのかもしれませんね。大丈夫ですか?顔、真っ白だから心配しました」と助手の方。

「今度はもう少し麻酔多くしようね」と先生。

まさか気を失うとは…。

痛くはなかったんです。

でもズボっと抜く感じがすごく嫌な感じで、血を抜かれたようにすーっと意識が遠のいてしまったんです。

数ヵ月後、もう1本を抜くことになった時には先生も「この前より多く麻酔したからね」と気にしてくれて、抜く時もゆっくり「大丈夫?」と何度も聞いてくれました。

そして全く痛くなく、気を失うこともなく、腫れることもありませんでした。

先生の技術は上手だったのですが、私の体調が悪かったのかな、と今でも原因はわかりません。



Sponsered Links


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ