歯医者が苦手な私の親知らず抜歯体験記 R.Kさん
性別 | 抜歯時の年齢 | 治療部位 | 生え方 | 治療場所 |
女性 | 30代 | 右上 | まっすぐ | 歯医者 |
この奥歯の痛みはもしかして、、、
2014年の夏、夕飯の支度を終えて食卓に並べていると、急に親知らずの辺りに違和感を感じました。
ムズムズするような、少し痛いような、最初はそんな小さい違和感でした。
そして夕飯を食べ始めたとき、急に激しい痛みが親知らずに走りました。
その痛みを例えて言うなら、「尖った金属で横から突かれてる」様な激しい痛みでした。
特に食べ物を噛もうとすると痛みが強くなり、とてもご飯を食べられる状況ではありませんでした。
痛みの原因を確認するため手鏡で口の中を見てみると、右下の奥歯の奥、親知らずが埋まっている歯茎部分が赤くなっているのが見えました。
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歯医者への恐怖心
もしかして親知らずが伸びてきたのでは、と思い、歯医者へ行かなければいけないかもしれない事で憂鬱な気持ちになりました。
中学生の頃行った歯医者の治療で身体が浮く程の痛みがあり、かつ麻酔をしてもらえなかった為、それ以来歯医者へ大きな恐怖心を抱いていました。
そんな経験から、ただでさえ苦手な歯医者、しかも痛みが激しいと聞く“親知らずの治療かもしれない”という事で、歯医者へ向かうまでに数日痛みに耐えました。
その間は痛みを少しでも無くすため、あまり効きませんでしたが市販の痛み止めを飲んでいました。
痛みに耐え切れず、いよいよ歯医者へ
最初に痛みを感じた日から数日、ついに痛み止めを飲んでも全く効かなくなり、いよいよ歯医者へ向かうことにしました。
痛みが限界にきていた為、下調べをしていたB歯科への電話でその旨を伝えると、その日の内に診察してくれるとの事でした。
告げられた予約時間にA歯科へ行くと、待合室には診療待ちや会計待ちの方々が結構な人数がおり、少し安心感を覚えました。
すぐ診察室へ案内され、まずレントゲンを撮りました。
その後診療台に座りしばらく待っていると、担当の歯科医さんが横に来てレントゲン写真の説明を受けました。
レントゲン写真を見ると、右上の親知らずが成長しているのに右下の親知らずがまだ生えてきていない為、噛む時に歯茎を潰す様な形になってしまい痛みが起こっている事が分かりました。
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ついに抜歯
レントゲンを説明してくれた歯科医さんから「痛みも強く、真っ直ぐ生えているので抜き易いから抜いてしまいましょう」と言われ、ついに抜歯する事になりました。
その前に自分が痛みにかなり恐怖心を抱いている事を伝えると、まず麻酔の注射の痛みを抑える麻酔をかける為、痛みは少ない事を説明してもらえました。
また、今回抜く親知らずは真っ直ぐ生えてきている為、時間も掛からず痛みもかなり少ない事も教えてくれ、ある程度安心して抜歯に望む事ができました。
そしてついに抜歯の瞬間が訪れました。
説明の通り、麻酔の注射は少しチクッとした程度で済みました。
その後歯科医さんがペンチの様な道具を使い、強く2回程力を入れて親知らずを引っ張ると、痛みを感じる事も無く綺麗に親知らずが抜けました。
抜歯後のその後
インターネットの記事や周りの抜歯経験者から話を聞くと、抜歯後の痛みに苦しんだと言う人が多いように思いました。
その為私も翌日の痛みに怯えていたのですが、全くと言って良い程痛みを感じる事はありませんでした。
もちろん処方された痛み止めを飲んではいたのですが、足りないこともあると歯科医さんから聞いていたので、これは嬉しいことでした。
予後は生え方によって左右されるものでもある為、抜歯後の痛みはかなり個人差があるように思います。
抜歯から数日は血が出ていましたが、しばらくすると血も止まり、半年以上経った今では綺麗な歯茎となっています。
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