リンゴの皮のワックスの取り方!取らなかったらどうなる?
『りんごの皮がベタベタしてる!これってワックスが原因って聞いたことあるぞ!どうやったら取れるのかな?』
りんごは皮をむいていて食べる人が多いと思いますが、実はリンゴの皮も栄養豊富で果肉と皮の間にビタミンCがたっぷりあるので、皮ごと食べた方が栄養価が高いんです。
普段は皮をむいて食べていても、ジュースや焼きりんごにするときに皮ごと調理することもありますよね。
でも、いざりんごに触ってみると、なんだか皮がベタベタしていてそのまま食べていいものか気になることがありませんか?
ここではりんごの皮の表面のべたつきが気になる人のために
- りんごの皮にぬられているワックスの取り方
- 油あがりとの見分け方
- りんごのワックスは体に有害か?
これらについて紹介していきます。
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りんごのワックスの取り方
りんごの皮にワックスが塗ってある場合、水洗いしてもなかなかべたつきが落ちません。
重曹はスーパーやドラックストアで売られていて、掃除などでしっかり汚れを落としてくれるのに口から体に入っても害がないという優れものです。
ボール一杯に水を張って大さじ2杯の重曹を入れて溶かし、そこにりんごを1から2分間つけておいてから柔らかいスポンジと流水で洗います。
そうするとリンゴの皮のワックスのベタベタもきれいに落とせるので、安心して皮ごとりんごを食べることができますよ。
りんごのベタベタの原因はワックスによる場合と、油あがりという現象の2つが考えられます。
ベタベタの原因がりんごが熟した印である「油あがり」なら食べごろで安心できますが、ワックスが塗ってあるなら取ってから食べたいと思う人も多いでしょう。
これらの見分け方について紹介します。
油あがりとワックスの見分け方
りんごの皮がベタベタするのはワックスの他にも油あがりという現象のせいかもしれません。
油あがりとは皮から乾燥していくのを防ぐために、りんご自体が皮の表面に蝋のような膜を張ることで、りんごが油あがりをしたら程よく熟して食べごろというサインでもあります。
また油あがりの蝋の膜の成分はオレイン酸やリノール酸という体にいい成分なので、取らずにそのまま食べる方がおすすめです。
国産のりんごにはワックスは塗られていないので、国産のりんごの皮のベタベタは全部油あがりです。
アメリカ産等の輸入りんごにはワックスが塗られている可能性があるので、気になる場合は先ほど紹介したワックスの取り方を参考に皮を洗ってくださいね。
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りんごのワックスの成分や体に対する害は?
りんごの皮にぬられているワックスの成分や体に害があるのかどうかはやはり気になります。
でもりんごのワックスは農薬とは違い、艶出しに使われていて口に入ることも想定されているので、食べたからといってすぐに体に害が出るかというとそんなことはありません。
アメリカ産のりんごにはワックスがよく使われていると言われますが、アメリカ人は皮ごとりんごにかぶりついて食べる人が多いですよね。
ワックスの成分はだいたい天然多糖類やたんぱく質それに動植物性油脂の混合で、有害なものはまず使われていないので、洗い落とさずに食べてしまったからといって慌てることはありませんよ。
それでもワックスのついた皮をそのまま食べるのに抵抗がある人もいるかと思いますが、重曹を使った取り方ならすぐにきれいにワックスを落とせるので、ぜひ参考にしみてください。
まとめ
- りんごのワックスは重曹を使うと簡単に落とせる
- りんごの皮のべたつきは油あがりかもしれない
- 油あがりだと落とす必要はない
- 国産のりんごにはワックスは使われていない
- 輸入りんごはワックスが使われていることがあるものの体に直接的な害はない
りんごを食べようとしたときに皮がベタベタしていたらやっぱり気になるものです。
ワックスでも油あがりでも水で洗うくらいの取り方ではなかなか取れないので、余計に食べても大丈夫か不安になると思います。
国産のりんごにはワックスが使われていなく、流通しているりんごには国産が多いのでほとんどの場合が油あがりで安心だとはいえ、買う時に産地を確認してなかったりするともしかしたらワックスかもと気になってしまうかもしれません。
ワックスはあまり体に害はないとはいえ、自然のものではない添加物を口にするのは気が進まないものです。
そんな時でも重曹を使えば簡単にきれいに落とせるので、不安に思う時は参考にしてみてくださいね。
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