牡蠣の洗い方は塩と片栗粉が簡単!他にも便利な方法が?!

思い切って牡蠣を買ってみたものの、あまり料理に慣れていなくて牡蠣の扱い方なんて分からない……。

ネットで調べてみると、どうやら塩と片栗粉で洗う方法が良いらしい?

けれどどういった手順で洗えばいいのか、実際にやったことがないとなかなか想像がつきませんよね。

今回は、塩と片栗粉を使った牡蠣の洗い方を詳しくご紹介致します。

他にも大根おろしを使った牡蠣を洗う方法もありますので、合わせて紹介します。



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塩と片栗粉を使った牡蠣の洗い方

生牡蠣はぬめりがあり、雑菌や汚れの付着があります。

そのため、キレイに洗い流す必要があります。

ここでは、塩と片栗粉を使った牡蠣の洗い方についてご紹介します。

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準備するもの

  • 牡蠣(6個=150g程度)
  • 塩(小さじ1)
  • 片栗粉(小さじ2)
  • 水(400ml)

洗い方

  1. 牡蠣をボウルに入れ、塩と片栗粉を入れてかき混ぜます。
  2. この時、牡蠣を強く揉み込んでしまわないように気をつけて下さい。

  3. 片栗粉が黒ずみある程度汚れが出たら、水を入れて優しく混ぜます。
  4. 先に入れた塩と混ざり塩水になります。

  5. 汚れを含んだ塩水を捨て、牡蠣を塩水ですすぎます。(真水でも可)
  6. 水をきります。鍋に使うならザルで、フライにするならキッチンペーパーで水分を軽く拭き取りましょう。

牡蠣を洗う際に塩と片栗粉を使う理由

牡蠣を洗うのに塩水が推奨されているのは縮ませないため、片栗粉が推奨されているのはより汚れを落としやすくするためです。

真水に漬けてしまうと、牡蠣が持っている成分は外に流れ出てしまい、かつ牡蠣が水を吸って膨らみます。

水を吸って膨らんだ牡蠣を加熱すると縮んでしまいますので、牡蠣をぷりぷりのまま楽しむためにも牡蠣を洗う際は塩水を使用しましょう。

さらに、塩水で洗うことによって、水では落ちにくい牡蠣の身にまとわりついているぬめりも取れるのです。

このぬめりは細菌や汚れが付着しているだけでなく、生臭さの原因にもなっていますので、しっかりと塩水で洗い流しましょう。

そして、このぬめりを物理的に取り除く効果があるのが片栗粉です。

塩水に片栗粉を混ぜることによって、よりしっかりと汚れの原因たるぬめりが落ちやすくなります。

さらに、身の表面を片栗粉が覆うことで水分の流出を防いでくれるという効果もあります。



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大根おろしで洗ってもOK

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片栗粉の代わりに大根おろしで牡蠣を洗うという手段もあります。

片栗粉よりも大根おろしの方が準備に手間取りますので、わざわざ大根を買ってまで大根おろしで洗う方は少ないかと思いますが、牡蠣を生で食べる時は大根おろしで洗った方がよいと言われています。

片栗粉は充分に汚れを取ってくれますが、大根おろしには殺菌作用があるため、汚れを落とすと同時にさらに細菌を除去してくれます。

もともと加熱する予定であれば熱による殺菌効果が期待できますが、生で食べるならば少しでも加熱以外の方法で食中毒の危険性を減らしたいですよね。

生牡蠣を洗うときだけは少し手間をかけて大根おろしで洗ってみるというのもよいかもしれません。

大根おろしは洗いたい牡蠣のおよそ半分程度の量を準備すればOKです。

真水で洗うと食中毒予防になるって聞いたけど……

実は、牡蠣による食中毒の原因の一つである腸炎ビブリオは真水に弱いので、真水で菌を洗い流すことが出来ます。

しかし真水で洗い流せるのは腸炎ビブリオのみで、その他の原因のノロウイルスや貝毒を予防することは出来ません。

また、腸炎ビブリオ、ノロウイルスは熱に弱いため、どのみち加熱をするならわざわざ真水で牡蠣を洗うメリットはありませんので、加熱をする場合は塩水で下ごしらえをして問題ありません。

気になる方は、生食の時のみ直前に真水で洗ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 牡蠣に塩と片栗粉をかけて混ぜてから水を入れて洗う
  • 塩水と片栗粉で牡蠣を洗うとよく汚れを落とし、縮み防止になる
  • 生牡蠣を食べる場合は念のため片栗粉の代わりに大根おろしを使うとよい

ぱっと見きれいであれば、わざわざ塩水や片栗粉で牡蠣を洗うのは手間に感じてしまいますが、安全に牡蠣が食べるためにも是非ご紹介した方法を試してみて下さい。

大根おろしを準備するのは手間ですが、殺菌作用があるのならば一手間加える価値があります。

安全に美味しく牡蠣を楽しみましょう。



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