松茸狩りにはコツがある!失敗しないための4つのコツ!

ふわりと広がる風雅な香り、シャキッと心地よい特有の歯触り!

国産松茸は情趣あふれる秋の味覚の王様ですが、なんと1本1万円もするのでなかなか手が出ないという方も多いと思います。

松茸狩りが初めての方でも楽しめる人気スポットはたくさんあるので、今年の秋はご自分で採った松茸で網焼や炊き込みご飯を楽しんでみるのはいかがでしょうか?

今回は、初めて松茸狩りに行く方のために、失敗しないためのコツをご紹介します。



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軽装を避けて登山の装備で山に入る

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松茸狩りは山に登るのですから、服装は登山をイメージするといいでしょう。

栗拾いやワラビ採り感覚の半袖やスカート姿では無理です。

熊も、ヘビも、スズメバチも出る可能性があるので、なるべく肌を露出しない長袖と長ズボンと帽子を着用します。

また、蜂は黒い色に反応するので黒系の洋服は避けましょう。

足場が露で濡れていることが多いので、長ぐつと軍手がベストファッションです。

山登りでは両手が自由に使えることが何より重要ですから、荷物はリュックが最適です。

◎持ち物リスト

  • 採った松茸を入れる袋
  • 方位磁石
  • 雨具
  • タオル
  • 飲み物
  • 充電済の携帯電話
  • 虫よけスプレー
  • 熊よけの鈴

松から離れた場所や他の木の根元もしっかり探す

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松茸狩りというネーミングに期待して、山に入れば松茸がポコポコ出ていると思っている方が多いのですが、「松茸狩り」というより「松茸探し」というイメージを持った方がいいでしょう。

まずは松茸を見つけるコツを覚えてください。

松茸は北西方向には生えないので、磁石で山の向きを確認します。

山の斜面に生えていることが多いので、峰や斜面を周ってみます。

松茸は養分の少ない比較的乾燥した場所を好むので、日当たりと水はけが良くて風通しも良いところを中心に探します。

一般に松茸は赤松の根元に生えると言われていますが、松の根があれば他の植物の根元にも生えるので、松から離れた場所や他の木の根元も見落とさないようにしましょう。

探しているうちに、登りやすい斜面や手のかけやすい枝など、だれもが登りたくなる箇所を見つけることがありますが、その逆を登ると見落とし松茸を発見できる可能性があります。

シロを破壊しないように丁寧に採取する

いざ松茸を見つけた時にも、採るのにコツがいります。

通常のキノコのように地表に顔を出して傘が開いていれば簡単ですが、松茸の場合は地表からわずか1~2cm程度顔を出したところを、根本から押し上げるようにして採取するのです。

大切なのは、シロを破壊しないこと。

シロというのは松茸本体の菌糸と赤松の根が一緒になった塊で、地面の下でリングのように育ち毎年10~15センチずつ外側に広がっていきます。

松茸はこのシロに沿って生えるので、強くほじくるとシロが破壊されて松茸が生えなくなってしまいますから丁寧にやさしく採取してください。

事前予約が必要

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松茸狩りができる時期は9月中旬~11月中旬にかけてですが、人気スポットでは予約なしの場合にはお断りされることがよくあります。

準備万端で張り切って出かけたのに入園できなかったらとても残念ですね。

営業時間を必ず事前に確認し、予約してから出かけましょう。

採った松茸は自由に持ち帰れるところもあれば、買取りになるところもあります。

また、松茸料理を注文することが条件のところもあります。

これらの点も事前に確認しましょう。

まとめ

  • 肌を露出しない服装で熊や虫から身を守る
  • 松から離れた場所や他の木の根元もしっかり探す
  • シロを破壊しないように丁寧に採取する
  • 事前に営業時間を確認して予約を取る

今回は初めての松茸狩りでも失敗しないためのコツをご紹介しました。

赤松の根元ばかりを探している人を尻目に、松から離れた場所や他の木の根元もしっかり探して1本でも多く松茸を採れたら嬉しいですね。

今年の秋は値段を気にしないで松茸料理を楽しみたいです。

ぜひ、あなたもこれら4つのコツを参考にして初めての松茸狩りに挑戦してみてください。



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