松茸の焼き方は?フライパンで美味しく焼く3つの方法!
松茸を一年に何度でも食べられるという方は少ないでしょう。
買えば1本1万円ですし、採ってくるのも手間ですから何度も採りに行けるというものではありません。
せっかく手に入れた松茸ですから七輪で炭火焼きにしたいところですが、住宅事情などもありなかなか難しいというのが現実ですね。
でも、網焼きもグリル焼きも難しそうで失敗するのがこわいと思いませんか?
実はフライパンで手軽に美味しく焼けるということをご存じの方は、多くないようです。
今回は、主婦が毎日使っているフライパンで松茸をおいしく焼く焼き方をご紹介したいと思います。
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下準備 石づきを削って土を落とす
手に入れた松茸は、まず石づき(土に埋まっていた根元の硬い部分)を、根元をズバッと切り捨ててしまわずに土のついている所だけを軽く削り落とします。
次に、溜め水の中でさっと土を落とす程度に、表面をなでるように短時間で洗います。
汚れや土が少ない場合には、湿らせたキッチンペーパーでふき取るだけでも大丈夫です。
逆に汚れが気になる場合には、歯ブラシに水を含ませて軽くこすり落とします。
松茸を焼くフライパンは、テフロン加工されていないものを用意します。
準備はこれだけでOKです。
焼き方① 鉄板焼きの要領で焦げ目をつける
下ごしらえした松茸はお好みの薄さに縦にスライスしますが、焼くと少し縮むのであまり薄すぎないようにしましょう。
フライパンを温めたら油をひかずにスライスした松茸を並べます。
鉄板焼きの要領で、軽く焦げ目がつくまで両面を弱火で焼きます。
焼き過ぎると香りがなくなってしまうし独特の歯ごたえも半減してしまいますから、松茸がしわしわになったくらいが丁度いいと思います。
焼きあがったらアツアツのうちに、塩か、すだちを絞っていただきましょう。
しょう油で食べても美味しいのですが、香りを楽しむならやはり塩かすだちの方がいいですね。
焼き松茸には日本酒がよく合うのでおすすめです。
焼き方② アルミホイルで包んで蒸し焼きにする
松茸の軸に切り込みを入れて、手で裂きます。
太さと大きさを考慮に入れて人数分に裂きましょう。
アルミホイルに松茸を入れて、酒小さじ1を振りかけ、塩もごく少量振ります。
アルミホイルはふわっと空気が入るように口を閉じて、できるだけ密閉してください。
フライパンに少量の水(100ml程度)を入れ、松茸を包んだアルミホイルを入れます。
沸騰したら弱火にし、蓋をして10分程蒸し焼きにします。
でき上がったらすだちを添えて熱いうちにいただきましょう。
松茸だけでなく他のお野菜もアルミホイルに入れて蒸し焼きにするのも美味しいですね。
その場合には、まずアルミホイルに一緒に焼くお野菜を敷いてから上に松茸をのせます。
長ネギ、スライスした玉ねぎ、手で裂いたしめじなどが合うと思います。
焼き方③ 少量のサラダ油で揚げ焼きにする
松茸は加熱時間が長いとせっかくの香りが失われてしまいますから、短時間で揚げ焼きできるように縦3mm幅くらいに切っておきます。
ボールかビニール袋に入れて松茸に片栗粉をまぶします。
フライパンにサラダ油を5mmくらい入れて熱したら、中火にして焦げないように注意しながらサッと揚げ焼きにします。
表面がカリッとしたら出来上がりです。
油を切ってアツアツを食べましょう。
やはりすだちがよく合いますが、塩で食べても美味しいです。
まとめ
- 鉄板焼きの要領で焦げ目をつける
- アルミホイルで包んで蒸し焼きにする
- 少量のサラダ油で揚げ焼きにする
今回はフライパンで簡単に松茸を焼く焼き方をご紹介しました。
本格的に七輪で炭火焼きにしなくても、手軽にフライパンで焼けるのは嬉しいですね。
今年の秋は松茸を3通りの焼き方で楽しみたいと思います。
ぜひ、あなたもフライパンで簡単にできる焼き松茸にチャレンジしてみてください。
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