ささがきごぼうのあく抜きに必要な時間は?
ごぼうはささがきにして使うことが多いと思いますが、あく抜きはしていますか?
どのくらいの時間するのか知っていますか?
あく抜きはなぜ必要なのか、ごぼうのあくとは何なのか、どのくらいの時間をかければよいのか、ごぼうの収穫時期によってあく抜き時間は変わるのか、などあく抜きの時間の目安について紹介します。
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あく抜きはなぜ必要なのか?
・他の食材が変色する
なぜ、ごぼうはあく抜きをしなくてはならないのでしょうか?
それは、あく抜きをしないと渋みやえぐみが強く残ってしまったり、ごぼうの持つ色素によって、一緒に調理した食材が茶色に変色してしまったりするからです。
どうやってあく抜きをするのか?
・酢水につける
ごぼうのあく抜き方法は、水または酢水につけます。
酢水にさらしてあく抜きをするのは、ごぼうを白く仕上げたい場合にします。
一般家庭で作る普段の料理であれば、水にさらすだけで十分かと思います。
酢水であく抜きをする場合は、1ℓの水に対して、大さじ2程度の酢を入れてください。
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あく抜きする時間の目安
・ごぼうの収穫された時期によって変える
・短時間でよい
・好みで調整する
ごぼうのあく抜きをするとでてくる、茶色の色素があくだと思っていましたが、調べてみたところ「ごぼうにはあくはなく、ごぼうからでてくる茶色の色素は、実はポリフェノールで健康によい成分」ということがわかりました。
最近では、ごぼうの持つポリフェノールをたくさん取るために、あく抜きをまったくしないという人も増えているようです。
ですが、あく抜きをしないと渋みやえぐみは残りますし、茶色に変色しますので、自分以外の人も食べる料理を作る場合は、やはりあく抜きはしたほうがよいと思われます。
あく抜きのしかたは、ごぼうをささがきに切ったら、ごぼうが隠れるくらいの水にいれて少しかき混ぜ、水があまりにも茶色い場合は水を1~2回替えます。
ごぼうの収穫される時期により、あくの強さは違うので、水につける時間はその時期によって調整します。
酢の作用で白く仕上げるかどうかの違いなので、水でも酢水でも、あく抜きをする目安時間は同じです。
新ごぼうと言われる春から夏にかけて収穫されるごぼうは、やわらかくてあくも少なめです。
この時期のごぼうであれば、あく抜きなし、またはごく短時間(30秒~1分)のあく抜きで十分なようです。
一般的にごぼうと言われているものは、晩秋から冬にかけて収穫されるごぼうのことです。
こちらは新ごぼうに比べてあくが強めなので、1~2分を目安にあく抜きし、水切りをしてざるにあげます。
ごぼうのえぐみが苦手だという人は、もう少しつけていてもよいですが、長くても15分を目安にしましょう。
ごぼうのあく抜きで注意する点は、長い時間水につけておかないことです。
なぜなら、15分以上水につけていると、ごぼうのもっている栄養が水に抜け出てしまうからです。
ごぼうの持っている食物繊維には水に溶けてしまう水溶性のもの、水に溶けない不溶性のものがあります。
あく抜きをするために水につけると、水溶性の食物繊維が水に流れ出てしまうのです。
せっかくの栄養を、水に全部だしてしまわないように、短時間で水抜きをすることが望ましいのです。
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