UVレジンを着色するにはどんな方法があるの?
ガラスのような透明感が美しいレジンアクセサリーですが、色を付けることによっていつもとはまったく違う楽しみ方ができます。
例えばステンドグラスのような色とりどりで飾ったり、グラデーションを付けたり…。
人気の「宇宙塗り」も、着色によって実現可能になり、レジンの可能性がぐん、と広がるのを体感できると思います。
今回はレジンの着色方法についてご紹介します。
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基本はパウダー着色料
手芸屋さんに行くとレジンコーナーに必ず置いてあるパウダー状の顔料が、レジンを着色する最もポピュラーな物です。
パール、クリア、グリッターラメといった種類があり、それぞれの色数も豊富。
白い紙の上にラップを敷き、そこにレジンと顔料を少量ずつ混ぜ合わせながら色を調整して型に流し込んでいきます。
ラップは使い終わったら捨てるだけなので、後片付けも楽。
ミール皿を使う場合は土台に白下地を塗っておくと発色がよくなります。
ダマつぶしがいらない! レジン専用液体着色料
私は知らなかったのですが、レジン専用の液体着色料があるそうです。
それがこちら!
【ペベオ・ヴィトラーユ】
「南フランスで生まれた溶解系絵の具」とのこと。
全18色と種類が多く、混ぜ合わせればさまざまな色を作ることができます。
(販売元:楽天市場)
【NRクリアカラー(4個セット)】全4色。
こちらも混ぜ合わせによってさまざまな色を作ることができます。
(販売元:楽天市場)
実際「NRクリアカラー」を購入して使ってみました!
これまで使用していたパウダーと比べて段違いの透明感に思わず「おお…!」と唸ってしまったほど。
夏場だと「海」をイメージした作品を作る方が多いと思いますが、そのときには特に重宝しそうです。
問題点としては、レビューに書かれてる方も多かった通りスポイトが使いにくい。
色を垂らすときに飛び散って、服に染みがついてしまったり…。
その点は少し考える必要があるかもしれません。
パウダーを使っていたときはダマにならないよう根気強く溶かさないといけなかったので、私の場合、使いにくさがマイナス評価につながることはほとんどありませんでした。
発色は問題なくきれいだし、使ってみる価値はあります。
一方「ヴィトラーユ」はまだ試してないのですが、最近はお店での取り扱いが増えてきたので近々試してみようと思います。
色付けが簡単になるとレジンの楽しさもグンッ、と上がりますよね!
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レジン専用でなくても色は作れる!
レジン専用の着色料にもいろんな種類がありますが、レジン専用でなくても使えそうなものがあります。それがこちら!
・パステル
どちらも庶民の味方100円ショップで購入可能な点が魅力的です。
インクは前項でご紹介した「NRクリアカラー」と同じように組み合わせ次第で様々な色を作ることができます。
しかもレジン用の着色料がなかったときは頻繁に活用されていたという先人のお墨付きがあります。
パステルは色数が多いので、目的の色を茶こしなどで細かいパウダー状にしてしまえば、上で取り上げたパウダー着色料のように扱えます。
マニキュアや絵の具はなるべく使わないようにしましょう
着色でよく耳にするのはマニキュアを使う方法ですが、いろんなところで指摘されているようにこれはあまりおすすめできません。
UVレジンは紫外線との反応によって固まる樹脂。
つまり紫外線がうまくレジンの中を通らないと硬化不良を起こしてしまいます。
マニキュアは紫外線を通しにくく、この硬化不良を招いてしまうことがあるため、避けておいた方がよさそうです。
同じ理由でアクリル絵の具もおすすめできません。
もしこうしたものを使うのであれば、下地を塗ったミール皿に地色として塗り、乾かした後に改めてレジンを流し込むようにしましょう。
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