水戸偕楽園の開花状況の発表のタイミングは?
広大の敷地となる水戸偕楽園には、数々の桜や梅などのたくさんの植物に植栽されており、訪れる人の目を楽しませています。
驚くことに水戸偕楽園の桜には、春だけでなく秋にも咲く桜もあるそうです。
そこで、園内の桜がタイミングよく見られるための開花状況、どのように発表されるのか、またそのタイミングを調べてみました。
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水戸偕楽園は梅と桜で有名な市民に愛される都市公園
・花見客に人気の観光スポット
・千波公園と水戸偕楽園は、近隣に位置し、桜の開花が同時
水戸偕楽園は、茨城県水戸市にある歴史ある日本三名園の一つです。
敷地は広大となる都市公園で、梅や桜が有名です。春になると、市が主催するスプリングフェスティバルの一環として桜祭りが市内6か所で4月上旬から2週間ほど開催されます。
開催場所で一番桜の本数が多い千波公園(680本)に継ぎ、水戸偕楽園は、130本もの桜があります。
水戸偕楽園は、水戸市の中心街に位置する場所にため手軽に訪れる利便性の良さも人気の一つとなり、花見客に人気の観光スポットとなっています。
千波公園は、千波湖に隣接して桜並木が続く桜のトンネルが話題のスポットです。
千波公園と水戸偕楽園は、近隣に位置しているため、桜の開花が同時となります。
水戸市の開花予想は、旧県庁舎前の桜
・水戸市の開花を予想する標準木は、旧県庁舎前の桜
・標準木のつぼみが5~6輪以上で開花、つぼみが80%以上咲いたら満開
茨城県の桜の開花情報を発表とする基準地は、水戸市です。
国土交通省の気象庁では、通常標準木は、気象庁内の桜と定めていますが、水戸市は、旧県庁舎前のソメイヨシノが開花を判定する標準木となっています。水戸市の開花を予想する基準となる標準木は、旧県庁舎前にある桜並木の内の1本の桜が指定されています。
標準木は、周辺の環境が穏やかな場所にある桜が選ばれます。旧県庁舎前の標準木は、2005年に積雪の重みで倒木してしまいます。
ソメイヨシノは、成長が早く寿命は約60年と言われているため、老朽化が早く進むようです。
標準木には、周りの特殊な環境状況に影響されにくい桜が選ばれ、標準木のつぼみが5~6輪以上で開花、つぼみが80%以上咲いたら満開と判定しています。
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水戸偕楽園の桜の開花状況は、ホームページでチェック
・茨城県公式情報サイト「観光いばらき」で咲き始めを告知
・民間の情報サイトでも3月から開花の発表
水戸偕楽園には代表格となる桜が2本あります。
1本目は、表門にある十月桜、2本目は、みはらし広場の左近桜です。十月桜は二重の花びらを持ち、二度咲をする桜です。
1度目は秋、2度目は春に咲きます。左近桜は山桜の一種の白山桜となり、花と葉が同時に咲く珍しい桜で、赤い葉と桜の花びらの薄い白色とのコントラストがひときわ目を引きます。園内には、この他にも二度咲きする花びらが一重の二季咲桜があります。そのため、水戸後楽園の桜は、水戸の標準木となるソメイヨシノの咲くタイミングが異なります。
水戸市の開花情報は、気象庁、日本気象協会などでも2月頃から発表されますが、水戸偕楽園内の詳しい開花情報は3月頃、偕楽園公園センターのホームページでお知らせしています。春だけでなく秋に咲く桜の開花のタイミングを逃さず楽しみたいですね。
この他、茨城県公式情報サイト「観光いばらき」でも水戸市(千波湖)のスポット発表がされたり、たくさんの民間の情報サイトでも各観光スポットにおいて開花情報が3月頃から発表されています。
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