【子供の予防接種】インフルエンザとロタウィルスの特徴と必要性!
インフルエンザにロタウィルス。どちらも冬場に多く子供がよくかかる病気ですね。
インフルエンザもロタウィルスも、流行性であることや症状が多少似ていることから見分けるのが難しいこともあります。
そして両方とも予防接種がありますが、予防接種をしておけばインフルエンザにもロタウィスルにもかからず100%安心なのでしょうか。
今回はインフルエンザとロタウィスルの予防接種で防げるものや、気になる費用、そして接種は必須なのか任意なのかについてみていきます。
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インフルエンザの予防接種で何が防げるの?
インフルエンザとは、インフルエンザウィルスに感染することによってかかる病気で、感染力が強くて38~39度の熱がでます。
インフルエンザウィルスは大きくわけてA型、B型、C型の3種類があり、人間がかかりやすいのがA型とB型です。C型はかかったとしても症状は人にはでません。
そして予防接種は、その年にどんなタイプのインフルエンザが流行するかを予想してA型とB型を混ぜてワクチンを作ります。
そのため、それが当たればいいのですが当たらない場合は予防接種を受けたとしてもインフルエンザにかかることがありますが、比較的軽く済むという利点があります。
また、5歳以下の子供にには脳炎や脳症を防ぐ効果があるとも言われています。
予防接種は昔は義務でしたがその有効性を疑問視する声もあり、1994年より任意接種となりました。
インフルエンザの予防接種を受ける場合は費用がかかり、それは都道府県で費用に差があり、3,298円~3,619円となっています。
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口から飲むタイプのロタウィルス予防接種
ロタウィルスは乳児が冬場によくかかり、発熱や下痢や嘔吐といった症状が見られ、5歳以下のほとんどの子供がかかるといわれています。
脱水症状をおこし、重症化するとけいれんや脳炎、腎臓に障害が起こることもあります。
そのように重症になるのを防ぐのが予防接種ですが、一般的に予防接種というと注射を思い出す人が多いと思いのではないでしょうか。
しかし、ロタウィルスの予防接種は口から飲むタイプのもので種類は2つあり「ロタリックス」「ロタテック」と呼ばれ、飲ませるタイミングがあります。
「ロタリックス」は生後24週まで、「ロタテック」は生後32週までに飲ませます。
また、これは必須ではなく任意接種で費用がかかります。
●「ロタテック」… 10,000円/回 × 3回 = 合計30,000円
費用がかさみますが、この予防接種により重症化を約90%防ぐことができます。
子供の体調と財布と相談して接種を決めましょう
以上のように、注射や口から飲むタイプとタイプの異なる予防接種のインフルエンザとロタウィルス。
両方とも任意接種で費用もかかり、接種をしても全くインフルエンザとロタウィルスにかからないわけではありません。
特にロタウィルスの方は費用もかなりかさむため、子供の体調(普段から病気にかかりやすい子なのか、食事や睡眠はちゃんととっているか等)と財布(親の予算)を考えて、最終的には両親がよく話し合って決めることが重要です。
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