千鳥ヶ淵の桜の開花状況を決める基準は?開花状況の情報を集める方法

千鳥ヶ淵の桜の開花状況を決める基準は?開花状況の情報を集める方法

千鳥ヶ淵は、全国的にも花見で有名な観光スポットです。

大勢の花見客が訪れるため、入場規制がされる程です。

東京の桜の開花基準は、靖国神社内にあるソメイヨシノが毎年ニュースにも取り上げられて、大変有名ですが、東京のお花見観光地の千鳥ヶ淵、桜の開花状況は、一体どのように決められているのでしょうか。



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千鳥ヶ淵の桜の開花情報は、たくさんの媒体から発表されている

・千鳥ケ淵の遊歩道は、東京有数のお花見スポット
・開花情報は、千代田区観光協会のホームページで発表
・東京都公園協会や東京の観光公式サイト「GO TOKYO」に掲載

皇居の西側に沿い、約700mとなる千鳥ケ淵の遊歩道は、千鳥ヶ淵戦没者墓苑入口から靖国通りまで伸びる東京有数のお花見スポットです。

春のお花見の季節を迎えると、桜の代表格となるソメイヨシノや大島桜など、約260本の桜並木が遊歩道を彩ります。全国から千鳥ヶ淵の桜を目当ての観光客が大勢押し寄せ、人気ナンバーワンの観光地ともなっています。花見客の人波で、桜をゆっくり眺められないこともあり、入場制限がかかることもあります。

千鳥ケ淵の桜は、1960年に植栽されました。ソメイヨシノは、早く成長する木となるため現在では、沿道を覆いかぶさるような勢いで大きく育ち枝葉を広げ、桜の満開の時期には、桜の花に酔ってしまうほどです。

千鳥ケ淵の桜の開花情報は、千代田区観光協会の「千代田のさくらまつり」と東京都公園協会、東京の観光公式サイト「GO TOKYO」などがホームページ上で公開しています。

気象庁の開花状況は、靖国神社内の桜を標準木としている

・気象庁による東京都の開花情報は、靖国神社内のソメイヨシノで判定
・標本木のつぼみが5~6輪咲くと「開花」、つぼみが80%以上咲くと「満開」
・気象庁は、開花状況のみを提供

全国の桜の開花情報は、国土交通省の気象庁により発表されます。

地方ごとに、基準となる気象庁の敷地内に観測地点を設け、敷地内にソメイヨシノを植栽し、その中から周辺の特別な環境に影響を受けにくい桜を標準木として1本を選びます。

桜の開花の観測は、標本木のつぼみが5~6輪咲くと「開花」、つぼみが80%以上咲くと「満開」を宣言します。

東京の標準木は、靖国神社内にあります。靖国神社には600本の桜があります。かつて気象庁は、開花予想を発表していましたが、現在は、開花状況のみの提供となっています。



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桜の開花予想をする民間企業、開花状況の決め手は何?

・桜の名所で実際に咲いた状況を一般の人からの情報を集めて集計する方法
・気象庁の発表日と異なる
・千代田区観光協会のツイッターで写真付き、リアルタイムで紹介

桜の開花予想は、日本気象協会が実施しており、過去の開花情報と冬の気温の状況を反映させて2月頃に最初の発表がされます。

開花情報は、民間業者でも提供されており、気象庁が標準木を基準にする方法とは異なり、各所の桜の名所で実際に咲いた状況を一般の人からの情報を集めて集計する方法を取っている企業もあります。

そのため開花状況の発表は、気象庁の発表日と異なることがあります。千代田区観光協会では、千鳥ケ淵緑道のソメイヨシノの開花状況を日別スケジュールで掲載し、ツイッターでは、桜の花を写真付きで紹介し、開花状況情報を詳しく提供しています。

また、過去の2年の桜の写真が掲載されています。ツイッターによる千鳥ケ淵周辺からの開花状況のリアルタイム情報の提供と、開花ブログも開設されています。



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