自宅でみかんを種から栽培する方法は?

自宅でみかんを種から栽培する方法は?

みかんを育てるなんて難しいと考えている方も多くいらっしゃる方もいるかと思いますが、みかんは基本的に剪定と水やりを行っていれば自然と出来る果物です。

芽が出るかどうかが一番の問題で、そのあとみかんの実を付けるまでの目安は3年ほど掛かりますが水やりと土の状態を一定時期ごとに確認するだけであなただけのみかんの栽培が出来ますよ。

今回は自宅で種から育てるみかん栽培の方法についてご紹介します。



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みかん種植え時期

・4月頃に種植え
・毎日水やり
・50日前後で発芽

みかんは冬季には冬眠をする為、多くの植物が活発になり始める4月頃に種植えをしましょう。

毎日適度に水やりをしていくと50日前後で土から芽が出てきます。

みかんの成長時期は冬眠する冬以外の春夏秋の時期です。

種や地域の状態によっては60日を過ぎても芽が出ない場合もあります。

芽が出たらいいなというゆったりとした気持ちで待ちましょう。

場所の選び方

・日当たりが良い場所
・湿気や乾燥が少ない場所
・強風が当たらない場所

みかんの木を育てるのに最適な場所は日当たりが良く湿気や乾燥しない場所です。

又、梅雨の季節になると雨が多くなる為、木の周りに水溜りが出来やすくなります。

みかんの木は植物の一種なので、水溜りができると水分過多になり根が腐りやすくなったり病気になりやすくなります。

みかんの木が実を付けてくる時期になると徐々に身の重量が重くなる為、風が強い地域や台風が多い地域では実が成長途中に落下してしまうことがあるので地域柄も考慮してみかん栽培を始めることをおすすめします。



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土の選び方

みかんを栽培する様に事前に養分などを配合したものは12リットルで千円程で販売されています。

12リットルは幅40センチから60センチ程のプランターに植える際に必要な土の量です。

栽培用の土で配合されている肥料や土の種類にはばらつきがありますが、おおよそ配合されているものを下記にまとめてみました。

一から土を作りたい方や肥料の継ぎ足しを行いたい際の参考になるかと思います。

○バーク堆肥(たいひ)
木の外皮(バーク)を削ぎ落とし発酵させて作る堆肥です。
みかんの木の土を作る際に約3割ぐらいの配分で混ぜることで水を含んだスポンジの様に土の中の保水力を高めたり空気の通り道を確保してくれる役割をしてくれます。
あくまでも土の環境を整える役割をするだけなので肥料の様な栄養素はわずかながらにしかありません。
○真砂土(まさつち)
火山などのマグマが長年の時間をかけて冷えて固まった際にできる岩の一種である花崗岩(かこうがん)という石が自然の空気にふれ続けた結果、徐々に削れて砂となったものです。
粘土の様な役割(土台固め)をする土なので養分の高い土と合わせて使います。
○バーミキュライト
酸化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化アルミニウムを多く含んでいる鉱物です
真砂土の様に土壌環境を良くする働きをしますが、大きく違う点は質量が軽いので植物の呼吸や養分の受け渡しの際に通気口として働くことです。
又、水に溶けにくい性質を持っています。
○活性炭
梅雨の季節などに役立ちます。雨は川の水などが水蒸気となって振り続け水溜りを作ります。
その際に雨水をきれいにろ過する役割をするのが活性炭です。
雑菌などによる気化物質にも有効です。
○腐葉土
自然界に昔から伝わる土です。命を全うした枯葉や植物が雨や陽射しによって腐敗し土になったものです。
自然のクッションの様な働きで根が栄養分を蓄えるアシストをします。
冬場は断熱材の様な働きをすることで生命維持に貢献してくれます。


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