【2016年中秋の名月】京都でのおすすめデートスポット!
中秋の名月を楽しむために、全国では様々なイベントが行われています。
なかでも古都・京都では、景観の保全と伝統の維持のおかげで、往時の風情を楽しむことが出来る素晴らしいイベントが多数あります。
今回は、中秋の名月にカップルで訪れるとよい思い出になる3つのスポットをご紹介します。
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秋の七草と虫の声が月をさらに魅力的にする京都府立植物園
鴨川のほとり、京都府立大学のお隣にあり、通年で四季折々の草花が楽しめるのが、京都府立植物園です。
毎年中秋の名月に合わせて、「名月鑑賞の夕べ」というイベントを開催しており、今年は 9月17日土曜日の午後18:00から行われます。
リリリー…リリリー…と、美しい鳴き声で我々の心を和ませてくれる鈴虫の声とともに、手入れの行き届いた見事な大芝生の上で心も体もくつろぎながら、恋人同士で中秋の名月を静かに眺める…。
何ともロマンチックで、お二人の大切な思い出の1ページになることでしょうね。
余談ですが、私は去年、家庭菜園でコリアンダーを育てるために種を買いました。
その種屋さんの名前は、タキイの種というところでしたが、京都府立植物園はこのタキイの種さんがスポンサーだということです。
なんだか親近感がわきますね。
神秘的な庭園で、京都の歴史に思いを馳せる神泉苑観月会
神泉苑は豊かな泉の周りを美しい森林が取り囲む、平安京の名園です。
霊験あらたかな神泉苑での観月会が、9月17日土曜日、午後18:00から 20:30まで行われます。泉の上を船でゆられながらの名月鑑賞や、古の平安貴族も楽しんだであろう、宮殿での演舞奉納など、見所はとても多いものです。
ここ神泉苑は、源義経と静御前の出会いの場所でもあります。
壇の浦の戦いで平家を討ち、武将としての人生の絶頂期にあった義経と、京都の白拍子という、現代でいう人気アイドル的存在だった静御前との出会いは、何とも華やかな歴史ロマンの1ページですよね。
義経と静御前も、あなたが恋人とともに現在の神泉苑で月を見るように、水面に映ってゆらゆらと形を変える月を、きっと見ていたことでしょう。
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京都を代表する神社のひとつ、八坂神社もお月見ムードに
八坂神社、祇園社観月祭。9月15日木曜日よる19:00から。
「八雲立つ 出雲八重垣妻篭めに、八重垣作る その八重垣を」と詠んだのは、ここ八坂神社の祭神、スサノオノミコトです。
奥さんが安心して暮らせるように、八重垣つまりバリケードを作って守るからね、という意味の歌ですから、結婚を前提としてお付き合いをしているカップルや、これからマイホームを購入される予定のご夫婦にとって、ここ八坂神社へ足を運んで中秋の名月を楽しまれることは、とても縁起の良いことだと思います。
中秋の名月ならではの注意点を2つ
最後に注意点を。
イベントのなかには定員に達すると締め切る場合がありますので、そのようなイベントでは予約をお早めに。
また、中秋の名月は年毎に日にちが違いますので、去年参加したイベントと同じ日に、下調べをせずに行ってもイベントが開いていないという事態が予想されますので、事前に日にちを確認してください。
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