なすの冷凍保存と解凍方法のマニュアル!
なすを冷蔵保存する場合、より鮮度を保つ方法があります。
それは、新聞紙でくるむことで乾燥を防ぐということです。
根野菜などは、掘り起こした後にあえて土を入念に洗わずに、土で汚れたまま保存することで、鮮度を保つことができますが、なすなどの身野菜ではこの新聞紙でくるむ方法が有効です。
さて、なすを冷凍保存や解凍、再冷凍するときのことを考えて見ましょう。
一度に消費しきれないときや、既に冷凍されたなすを扱う際の参考にしていただければと思います。
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冷凍モノは生ものに劣るイメージがありますが、メリットも多い
冷凍して壊れる栄養素も確かにありますが、冷凍しても壊れない栄養素もありますし、野菜をとることの主目的の一つである、食物繊維が含まれていることには変わりがありません。
たとえ冷凍であろうと、野菜の健康への貢献には十分あやかれますし、食べないよりもずっとよいのです。
冷凍することは、食材によってはうまみ成分の流出などの弊害もありますが、ペースト状に調理するときに柔らかくなっていてやりやすいというメリットもあります。
世界三大料理のひとつトルコ料理では、なすをペースト状に調理して、ソース等に用いることが多いですし、離乳食や体の弱った方への食事を用意する際にも重宝すると思います。
なすの安全な解凍方法!
室温での解凍をすると、食品が20℃ほどの温度にさらされることになり、解凍の過程で細菌が繁殖してしまいます。
ですので、なるべく外気に触れさせずに、冷蔵庫、できれば 0℃付近のチルド室に入れて、徐々に解凍させていくのが望ましいです。
ちなみにこれはなすではなく肉や魚の場合ですが、ZIPロックなどで密閉させたうえで、保冷材の氷とともにタオルでぐるぐる巻きにして冷蔵庫に入れ、丸1日ほどかけてじっくりと解凍するようにすると、ドリップの流出も少なくなり非常にうまく解凍ができます。
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なすは凍ったままOK?!解凍する必要がない?!
さて、なすの解凍についてですが、実はなすをはじめとする野菜は、解凍せずにそのまま焼いたり揚げたりといった加熱調理を行うのが正しいやり方なのです。
ですので、そもそも解凍方法に神経質になる必要はないです。
ちなみに、調理後に再冷凍をし、再解凍してさらに加熱して殺菌、という方法は、度重なる加熱調理によって アクリルアミドや、AGEなどのあまり体に良くない物質が産生されるリスクが高まりますので、やはり一度で食べきるのが望ましいといえます。
熊本が困っている今だからこそなすを食べよう
先月の熊本地震では、熊本をはじめとした九州地方の各地で大きな被害がありました。
地震による被害というのはなるべく避けたいというのが、国民の思いでしょうが、被災地を他の地域が支援し、復興の手助けをすることで、新たなきずなが生まれ、交流が深まる例もみられます。
そこで、地震からの復興と同時に九州の魅力を発信するために、今夏は九州へと旅行する際の交通費や宿泊費が、割引きされるキャンペーンが行われることが決定していますので、今夏の旅行は九州で楽しみつつ、復興の収益の一助にもするというのは妙案でしょう。
熊本県はなすの生産地としても有名です。
旅行先の熊本でなす料理に舌鼓を打つもよし、熊本産のなすをあなたの地元のスーパーや八百屋さんで買って使うもよし、なすをおいしく食べて熊本を応援しましょう。
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