春菊はおひたしがいい?それとも、天ぷら?
春菊には鍋に入れる使い方のほかに白和えにしたり、胡麻和えにしたりといろいろな食べ方があります。
おひたしや天ぷらにするといった食べ方もあります。
おひたしと天ぷらはどちらの食べ方がよいのでしょうか。
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春菊のおひたしの場合
- ビタミンKは骨を丈夫にする
- 葉酸は貧血予防によい
- ビタミンAは貧血や視覚によい
- カリウムは高血圧防止
- 低カロリー
春菊をおひたしにして食べると、ビタミンKを多く取ることができます。
また葉酸、ビタミンA、カリウムが多く含まれます。
ビタミンKは骨を丈夫にする働きがあり、葉酸は貧血予防、細胞の形成を助ける働きがあります。
ビタミンAは皮膚や粘膜の保持、視覚の正常化に役立ちます。
カリウムはナトリウムを体内に排出させるので高血圧防止に役立ちます。
春菊おひたし小皿一皿分は10分程度のウォーキングで消費するカロリー量です。
春菊の天ぷらの場合
- ビタミンKを多く含む
- ベータカロチンを効率よく取る
- ベータカロチンはビタミンAへ
- ミネラル類は少なめ
- 高カロリー
春菊の天ぷらの場合もビタミンKを多く含みます。
また油は春菊に含まれるベータカロチンと相性がよく、天ぷらにすることでベータカロチンを効率よく取ることができます。
ベータカロチンは体内でほとんどがビタミンAに換わります。
しかしそのほかの栄養素とカリウムや鉄分などミネラル類はおひたしに対してかなり少なくなります。
おひたしと同じ量を食べると20分以上のウォーキングが必要なカロリー量になります。
これは天ぷらにすることで脂質が多くなることによります。
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おひたしと天ぷらはどちらがいいのでしょうか
- 骨を丈夫にする
- おひたしがミネラル多い
- 天ぷらはカロリーが高い
- ダイエットや血圧にはおひたし
おひたしも天ぷらもビタミンKを多く含むことから骨を丈夫にすることがわかります。
ミネラル類が減少する天ぷらに対して、おひたしはミネラルを多く含みます。
またカロリー的には、天ぷらが高いようです。
ダイエットをしている方や血圧が高めの方は春菊をおひたしで食べたほうがいいようです。
それぞれの料理の注意点について
- おひたしにするときの注意点
- 天ぷらにするときのコツ
春菊をおひたしにするときの注意点は沸騰したお湯にさっと潜らせ、すぐ冷水にとり熱が取れたらざるに上げておくことです。
長く茹でると色目も悪くなり、水溶性の食物繊維やミネラル分が水の中に流れてしまいます。
春菊を天ぷらにするとき、上手に揚げるコツは、ダマが残る程度に箸で衣をざっくり混ぜること、180℃の油で揚げること、一度に天ぷらを投入しないことの3点です。
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