栗拾いした栗の食べ方は?子供に安全に食べさせるために 

子供でも安全! 栗拾いした栗の食べ方は?

子供が栗を拾ってきたものの、自然に育った栗は子供が食べても大丈夫なのか、拾った栗はどういう処理をすれば食べられるのか。

普段は加工済みの栗を買って食べているものだから、生の栗の扱い方が分からない……という方も少なくないはず。

せっかく自分の手で拾った栗なのだから、美味しく食べたいですよね。

今回は、生の栗はどのようにすれば食べられるようになるのか、拾った栗の食べ方を調べてみました。



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まずは拾った栗を選別

・自然に育った栗のほとんどは虫に食われている
・虫食い栗には表面に特徴がある
・ある程度の妥協も大切

自然に育った栗は必然的に無農薬ですから、子供が食べても安全です。

しかし無農薬であるが故に虫に食われている可能性が高いのです。

無作為に栗を拾ってきた場合、まずは栗を虫食い穴があるものとそうでないものに分ける必要があります。

残念ながら、自然に育った栗で虫に食われていないものはほとんどないのです。

穴が開いている栗は、中に虫がいるか、今はいなくても過去にいて中の実は食い荒らされているので、食べるのは諦めましょう。

一見穴が見当たらない場合でも、表面に白い粉がふいているものや、殻に黒い部分があるものは既に虫食い被害に遭っています。

上記の通りに選別をすれば、人間が食べられないような虫食いの栗は避けることが出来ます。

しかし、虫食いや卵の産み付けられていない栗を100%除けることは出来ません。

自然の美味しさを頂くためにある程度の虫食いは仕方がない、というある程度の妥協は必要です。

食べる前に何しておくべき?

・すぐに食べない時は虫や卵の活動を止めるために低温で茹でる
・冷蔵庫で寝かせると糖度アップ
・長期保存するならば冷凍庫へ

拾ってきた自然の栗は無農薬ですから、一見虫に食われていなくても中に活動前の幼虫や卵が入り込んでいることがほとんどです。

すぐに茹でて食べてしまうのであれば問題ありませんが、常温で放置しておくとその内に虫が活動をし始め、せっかくの栗が台無しになってしまいます。

しばらく保存する場合は、中の虫や卵の活動を止めるために80℃前後のお湯に1分程度栗を漬けましょう。

加熱することで虫の活動が停止するため、茹でた後、表面を乾かすために陰干ししてから冷蔵庫で保存すれば、保存中に虫食いが進行することはありません。

また、冷蔵庫で一ヶ月ほど寝かせることで、栗は糖度を増します。

収穫してすぐに食べたい気持ちをぐっと抑え、しばらく放置するというのも一つの手です。

三ヶ月以上食べる予定がない場合は、冷蔵庫ではなく冷凍庫に入れて保存しておくと安心です。



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もし誤って虫を食べてしまっても平気?

・栗の中の虫は「クリミガ」と「クリシギゾウムシ」
・これらの虫は人間が食べても問題はない

栗の中にいるのは「クリミガ」や「クリシギゾウムシ」という虫の幼虫、もしくは卵です。

これらの虫は地域によっては好んで食べる人もいるほどで、害はありません。

栗を食べているだけあってこれらの幼虫は栗の味がするそうです。

ですので、もし除けきれずに口に入れてしまっても気付かず食べてしまえます。

もちろんお子様にとっても害はありませんが、栗の中に虫がいるのを見たせいで栗嫌いに……ということも考えられますので、気付いたものは取り除いてあげるとよいかもしれません。



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