いちじくの甘露煮のカロリーは?

いちじくの甘露煮のカロリーは?

栄養豊富ないちじくはぜひ食べたい果物ですが、見た目や独特の味に敬遠する人も少なくありません。

生が苦手な人は、ドライフルーツや加工したいちじくを摂ることで、生のいちじくと遜色ない栄養分を得られます。

健康食品の仲間入りをしたいちじくは、料理やお菓子にも使われる食材になっています。

さて、そんな加工食品の一つ「いちじくの甘露煮」をご存知ですか?

今回は甘露煮とはどういうものか?気になるカロリーについても調べてみました。



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いちじくを煮て食べる!

皮ごと食べる生のいちじくが苦手な人や、その季節の美味しいフルーツをより美味しく食べる為にケーキやシロップ煮、ジャムなどに加工して食べる工夫がされています。

いちじくのレシピ集を探すと、いくつもの料理が紹介されています。

本来は生で食べたい果物に火を通して味付することで、くせのある味は変化してお好み次第に加工できます。

いちじくを「煮る」とどんな風になるのでしょうか?

いちじくの身には1cm程の茎(ヘタ)が付いています。

その切り口からは白い乳のような灰汁が出ます。

煮る時には、灰汁を取り除くことが必要なので茎(ヘタ)は切ってしまいます。

・いちじくのシロップ煮(コンポート)
・いちじくの赤ワイン煮(ブランデー、ラム酒、リキュールに漬けるのも美味しい)
・いちじくジャムなど

これらに加工するのが主になります。

砂糖を使って丁寧に煮たり、お酒に漬けたいちじくはそのままでも、お菓子やデザートに入れたり添えたりして食べます。

加工すると食べ過ぎることも少なく、主な栄養分はそのまま摂ることが出来るので、保存しておくのにも良い方法になります。



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いちじくの甘露煮って何?

いちじくのシロップ煮やコンポートとはちょっと違う「いちじくの甘露煮」があります。

「甘露煮」と言えば、鮎や鰯など小魚や佃煮を思い浮かべる人もいるでしょうね。

「シロップ煮」と「甘露煮」はどんな違いがあるかわかりますか?

●シロップ煮、コンポート・・・水を100~200㏄に砂糖を入れて煮、洋酒やレモンで風味付けや色の調整をします。おやつやデザートとして利用されます。

●甘露煮・・・砂糖の他に少量の酢や醤油を加えますが水は入れずに、甘辛く仕上げます。
おかずの一品に、お茶うけに、お酒のおつまみになります。

昔から秋田県南部地域では「いちじくの甘露煮」が、ご飯のおかずとして食べられています。

秋田県はいちじく生産の北限になっていて、皮の硬いものを甘露煮にして保存食にも使われているのです。

いちじくの甘露煮のカロリーってどれぐらい?

生のいちじくには水分が多く含まれているので、重さの割にカロリーは低くなります。

中ぐらいのいちじく1個は(60~70g)32kcalで、100gは約54kcalになりりんご1個とほぼ同じです。

乾燥いちじくは水分が無くなるので、1個の重さは10分の1ほど(7g)ですが、カロリーは20kcalもあります。

乾燥いちじく100gを食べると292kcalと、生の約5.4倍に濃縮されたことになります。

・シロップ漬け(コンポート)・・・1個約75kcal
・いちじくの缶詰・・・100gで約81kcal
・いちじくジャム・・・100gで約197kcal

加工の段階で入る糖分のカロリーが影響していることが分かります。

では、甘露煮の場合はどれほどのカロリーになるかと言えば、いろいろ探しても記録が有りません。

そこで、「いちじくの甘露煮」の一般的な作り方から、カロリーを算出してみましょう。

【材料】
・生いちじく1kg・・・540kcal
・砂糖 250g・・・・・885kcal
・酢、醤油少々・・・カウントしない

この材料で煮込みますから、いちじくから出た果汁も含め「いちじくの甘露煮」としてカロリー計算すると、
100gあたり約142.5kcalになることが分かりました。

砂糖や調味料を入れている為にカロリーがとても高いように感じますが、実際には乾燥いちじくの約半分のカロリーなのです。

「いちじくの甘露煮」はおやつからご飯のおかずにもなる便利な一品ですが、たくさん食べるものでは無いので、1~2個食べることで不良長寿の果実を美味しく摂りいれてみると良いでしょう。



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