ぶどうの栄養は?トンプソンはどうなの?
ぶどうの種類も巨峰やデラウェアなど多々ありますが、近年わが国でも注目されている品種の一つに、シードレス・ぶどうであるトンプソンがあります。
それでは、このトンプソンはいままでのぶどうとどう違うのか、そしてどのような栄養を含んでいるのかを、ご紹介します。
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トンプソンの栄養いろいろ
ぶどうの栄養には、まずビタミンではビタミンC、A、B、E、が含まれています。
ビタミンA:目の健康に欠かせません。
ビタミンB:糖質の代謝に欠かせませんので、糖分をエネルギーに変えて、中性脂肪として蓄えることのないように作用します。
ビタミンE:骨の健康維持に役立つほか、体内の活性酸素を除去してくれる効果もあります。
カルシウム、カリウム、鉄、銅、さらにはファイトケミカルとして、アントシアニンと、レスベラトロールが含まれています。
レスベラトロール:長寿遺伝子に働きかけて、健康寿命を延ばす効果が示唆されているのです。
まるで、天然のマルチビタミン・ミネラルサプリメントのような気さえしてきますよね。
しかもサプリとは違い、その甘い味で我々の舌まで喜ばせてくれるのです。
果物のなかでもぶどうならではの栄養
また、ぶどうに含まれる酒石酸が体内の酸性物質の分解を促進し、さらにほかのミネラル分の吸収を助ける効果もあります。
「すっぱいぶどう」などということわざがありますが、かえってこのぶどうの酸味は、体に活力を与えるありがたいものなのですね。
ぶどうは果物の中では亜鉛が豊富に含まれているのも大きな特長です。
亜鉛は正常な細胞分裂、代謝に欠かせない栄養で、牛肉や牡蠣などに多くふくまれる一方、菜食中心の人にとっては不足しがちでもあります。
しかし、ぶどうにはこの亜鉛が多く含まれていますので、あまりお肉やお魚が食べられない事情をお持ちの方にとって、ぶどうを食べることが健康の維持に大きく役立つものなのです。
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勉強や仕事にうれしい脳への効果
さらに、ぶどうは脳によい食品であるといえます。
ぶどうに含まれるぶどう糖は、体内で消化のサイクルを経ずに直接脳の栄養となりますので、即効性の脳の栄養となりますし、オリゴメリックプロアンソシアニジンや、ペンタペプタイドなど、脳の神経伝達を円滑にするように作用する物質も含んでいることが明らかになっています。
受験や、重要なプレゼンの前には、ぜひぶどうを積極的に食べたいものですね。
種無しで、皮まで食べられるトンプソン・ぶどうであれば、忙しい朝でもパクッと食べられて、その日一日、頭がしゃきっと冴えているというわけです。
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