月見を 2016年9月にするならいつがベスト?

秋の恒例行事! 2016年9月に月見をするならいつがベスト?

仕事や学校が終わり夜の帰路を歩く時、疲れから思わず下を向いて歩きがちですが、ふと上を見ると美しい星や月に癒されますよね。

残念ながら都会では綺麗な満天の星空を見ることは難しいかもしれませんが、月であればどこからでも美しく輝いているところが見られます。

そんな月が一年の中でもっとも綺麗に見えるのは秋、という印象が強いですよね。

今回は、2016年9月にお月見をするならいつがベストなのかを調べてみました。



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お月見をするならやっぱり十五夜

・一般的に知られる十五夜とは中秋の名月のこと
・中秋の名月は、十五夜の中でも最も月が綺麗に見える時

よくお月見の日と言われているのは、9月の十五夜です。

実は、よく聞く「十五夜」とは本来旧暦の15日の夜全てを指しているのですが、今ではすっかり9月の十五夜=中秋の名月のみを指して使われています。

中秋の名月は、一年の中で最も月が綺麗に見えるので、お月見=9月の十五夜という印象が強いのでしょう。

秋の夜空は澄んでいるため、雲がない時にはとても綺麗な月が見えるのです。

十五夜は満月に近い月が見られるため、秋に月見をするなら9月の十五夜=中秋の名月がベストでしょう。

中秋の名月は毎年同じ日にちなの?

・中秋の名月とは、旧暦の8月15日のこと
・旧暦は月を、新暦は太陽を基準にしている
・旧暦と新暦の差があるため、中秋の名月は毎年違う日にち

十五夜は、実は毎年決まった日に訪れる訳ではありません。

十五夜とは旧暦の毎月15日のことを指しており、中秋の名月は旧暦の8月15日を指しています。

旧暦と、現在私たちが使っている新暦は暦の数え方が異なるため、旧暦の8月15日は毎年別の日になってしまうのです。

旧暦は、月の満ち欠けでひと月を決めており、新月がその月の一日、満月が十五日になるように数えられていました。

しかし月の満ち欠け×12ヶ月では、本来の一年よりも旧暦の一年の方が短い日数になってしまうため、閏月(うるうづき)を発生させるなどして調節しています。

一方新暦は、みなさまもご存知の通り地球が太陽の周りを一周する期間を一年としており、閏月はなく閏日が発生するのみです。

旧暦と新暦の間にはこのように差が発生しているため、旧暦の8月15日=新暦の毎年同じ日にはなりえないのです。

これらのずれを考慮すると、旧暦の8月15日=中秋の名月は毎年9月の中旬~下旬になります。



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2016年の中秋の名月はいつ?

・旧暦8月15日を新暦に直すと、2016年では9月15日になる
・2016年9月15日は平日なので、余裕を持って準備を

さて、前置きが長くなってしまいましたが、それでは2016年9月の月の見ごろ=中秋の名月は何日になるのでしょう。

調べましたところ、2016年の中秋の名月は9月15日になるようです。

今年は偶然にも、旧暦8月15日とちょうど一ヶ月ずれていますね。

2016年9月15日は平日・木曜日なので、仕事終わりや部活帰りに忘れずに夜空を見上げてみれば、とても綺麗な月が見えることでしょう。

すすきや月見団子を準備してしっかりとお月見を楽しみたいという方は、平日ですと準備に手間取ってしまうかもしれないので、余裕をもって準備しておきましょう。



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