クレソンの育て方!プランターを使う場合の5つの注意5点
プランターでの野菜栽培は、ベランダや玄関、室内で気軽に行えます。
育てるという行為は充実感をもたらしてくれますし、収穫して味わう楽しみもあります。
さて、クレソンは住む場所により入手が難しい場合があるように思います。
著者の住む町でも、クレソンの入手は難しいです。
クレソンの生育には冷涼で水の豊富な場所が適しているようですが、工夫次第で夏場も乗り切れるようですので、お住まいの土地の気候を気にせずトライできそうです。
クレソンはおいしいだけでなく、栄養価が高く嬉しい健康効果も多く持っています。
そんなクレソンを自給自足できたら嬉しいですね。
プランターでのクレソンの育て方について、注意したい5点をまとめます。
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水は常にたっぷりと
クレソンはきれいな水の流れる川のそばなどでよく育ちます。
プランターで育てる場合は、まず水はけの良い土壌を用意するようにしましょう。
室内で育てる場合も考えると、虫が潜んでいたり菌が付着している心配のないハイドロボールを使うことをおすすめします。
これは多孔質の石材で、百円ショップでも買うことができます。
プランターは市販のもので十分ですが、ペットボトルや牛乳パックなど身近にあるもので手作りすることもできます。
手作りする場合は、水抜きの穴を開けることを忘れないようにしてくださいね。
クレソンを植えてからは、土壌の表面が常に湿っているように心がけてください。
乾燥はNGです。
肥料切れにご注意
クレソンは土に植えていれば肥料がなくても育つようですが、ときには栄養が足りなくなって葉の色が薄くなってくることもあるでしょうし、水は足りているはずなのに元気がない…と感じることもあるでしょう。
また、今回はハイドロボールでの栽培をおすすめしており、この場合は土壌への栄養補給が必要になります。
クレソンに与える肥料は、成分が速く植物に届く液肥を使用するのが良いでしょう。
液肥も百円ショップで手に入れることができます。
説明書きをよく読んで、適切な量を与えるようにしてくださいね。
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直射日光を避けよう
クレソンは強い日射しを嫌います。
プランターの置き場所は日陰を選ぶようにしましょう。
弱い光でも育ちますので、ベランダ―の日当たりの悪い場所、家の中の薄日が差すくらいの場所に置いても大丈夫です。
窓のそばの、カーテンの内側などに置かれても良いと思います。
特に夏季など光が当たるのが心配なときは、アルミや不織布などでクレソンを包み、遮光するのが良いでしょう。
著者は、植物の生育にはやっぱり光が必要でしょ!と思っているので、クレソンのいきいきした緑色から考えても、日当たり良好が嫌われるのは少し意外でした。
高温も避けよう
クレソンは、高温が苦手です。
最適生育温度は15~20℃。あまり高温になると、枯れてしまうこともあるようです。
夏場は特に気を遣う必要があります。
プランターの置き場所も、日当たりのことだけでなく風がよく通る場所かどうかも考慮に入れて決めてください。
前述のように、遮光するのも手です。
実は著者は、約27℃の室内でクレソン栽培に挑戦中です。
気温が高めですので、置き場所にはやはり気を遣います。
最適温度でのクレソンの生育状況を知らないので比較はできないですが、栽培開始から一週間ほどの今、根が伸びるなど育っていることは確認できています。
最近、葉に少し元気がないのが心配ですが、見守っていきたいです。
クレソンにとって快適な環境を維持するために…
クレソンは病気には比較的強いようですが、虫害には注意が必要です。
特に土を使って栽培している場合やプランターをベランダに置いている場合、近くで他の野菜などを育てている場合は、虫が近づいてくる可能性がありますので注意しましょう。
虫を見つけたら、その場で退治!が鉄則です。
放っておくと、虫が増えるなどして被害が拡大してしまいます。
また、クレソンを植える際に密集しすぎないようにすることも、虫害を防ぐだけでなくクレソンの生育にとっても大事です。
育てていく過程でも、必要に応じて間引きを行い、クレソンにとって快適な環境が維持できるようにしましょう。
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