夏至のキャンドルナイトを大阪で!100万人のキャンドルナイト!

今年も各地で実施。夏のキャンドルナイト

キャンドルナイトとは電気の明かりを消して、ろうそくの灯りですごし、ゆっくりと流れる時間の中で自分自身を見つめ直したり、自然環境に思いをはせたり、思い思いの時間をすごすスローライフ運動のひとつです。

2003年頃から夏至や冬至の日を中心に日本でもさまざまなイベントが開かれるようになりました。

祝日や特定の記念日などを作るのではなく夏至や冬至の日が選ばれるのは、地球上のどこにいても共通にやってくる日がよいから、という話もあるようです。

「電気の明かりを消すこと」「キャンドルをともす」以外はこれといった決まりはありませんので、自宅でそのように過ごすこともキャンドルナイトに参加した、といえるでしょう。

一方それぞれの開催場所などによって色々なコンセプトで開催されているイベントもたくさんあります。



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キャンドルナイトの老舗的イベント「100万人のキャンドルナイト」

今年も各地で実施。夏のキャンドルナイト

東京都港区 芝の増上寺を舞台に、大地を守る会とJ-WAVEが主催となって行われています。

2015年は夏至を数日後に控えた6月21日に開催されました。

キャンドルナイトの開始時間午後8時には、増上寺に隣接する東京タワーが消灯、来場者とともにカウントダウンを実施、消灯の瞬間を間近に見ることができました。
また夜だけのイベントではなく昼間からさまざまな催しものが実施されました。

オーガニックマルシェと題し、「100万人のキャンドルナイト」の趣旨に賛同した企業・団体・NPOによるブースが展開され、地球環境や食などさまざまなテーマを考えていく、という取り組みが行われていました。

マルシェを展開した企業や団体は非常に幅広く、今回のキャンドルナイトのイベント全体キャンドル装飾を担当したカメヤマキャンドルハウスによるキャンドルの販売を行うブース展開はもちろんのこと、TOKYO 油田 株式会社ユーズは「使用済み天ぷら油も大切な資源」であるというコンセプトで使用済み天ぷら油の回収を行うなど、生活に密着した視点から地球環境を考えるヒントをくれるようなユニークなものもありました。

一方アーティストがパフォーマンスを展開するステージも実施され、今年は田島貴男(ORIGINAL LOVE)やmoumoonなど総勢7組のアーティストが参加しました。

入場料は無料だったので、アーティストのファンだけでなくキャンドルナイトの参加者も気軽に参加できたのではないでしょうか?またアーティスト目当てで足を運んだ人もこれをきっかけにキャンドルナイト自体を知ることになったことでしょう。



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大阪でも行われた「1000000人のキャンドルナイト」

大阪では1000000人のキャンドルナイト@オオサカシティ実行委員会を中心に吉本興業など地元の企業が主催となって「100万人のキャンドルナイト@OSAKACITY」が開催されました。

大阪では例年茶屋町と西梅田の二会場でイベントが開催されています。

今年は6月4日に茶屋町ナイト(雨天で6月3日から順延)が、6月10日に西梅田ナイトが行われました。

こちらのイベントもそれぞれ趣向を凝らした取り組みがされており、イベント当日までにプレイベントとしてハート型のキャンドルを手作りするワークショップや頒布を使ってキャンドルホルダーを作るワークショップなどが行われ、どちらも大勢の参加者が集まっていました。

キャンドルナイト当日は両会場とも午後8時から午後10時までを消灯しました。

通常は多くのオフィスや商業施設などが立ち並ぶ繁華街ですが、阪急電鉄本社ビルや梅田芸術劇場、リッツカールトン大阪など多くの企業も参加をすることで都会の真ん中にロウソクの灯りがともる暖かな暗闇が作り出されました。

にぎやかな繁華街がロウソクの明かりに照らされて、いつもとは違う雰囲気に包まれた空間で参加者は思い思いのひと時を過ごしていたようです。



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