親知らずは早めに治療を! 神奈川県Yさん
性別 | 抜歯時の年齢 | 治療部位 | 生え方 | 治療場所 |
女性 | 20代 | 左下 | 横向き 埋まっている |
病院 |
右下にはえていた親知らずをA歯科で抜歯した際に、麻酔がすぐにきれてしまい、あまりの痛さに数日間寝込んでしまったトラウマから、親知らずを抜くことに抵抗を感じていました。
左下の親知らずは横向きに生えており、歯の先端が少し見えていただけでしたので口腔外科でないと抜けないと診断されましたが、特に痛みもなかったため抜歯はすぐに行わず、周辺の歯が虫歯にならないようブラッシングだけは重点的に行いました。
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親知らず周辺の歯肉の炎症に悩まされる
痛みのなかった左下の親知らず。
しかし、時間が経つほど様々な症状が出始めました。
まず、歯と歯肉の間の隙間が徐々に広がり始め、食べ物が詰まりやすくなってきたのです。
普通の歯ブラシだと奥まで届きにくいため、歯医者で販売している部分ケア用の歯ブラシをすすめられて使用していました。
つぎに、体調を崩した際に歯肉が腫れてズキズキ痛むことが多くなりました。
さらには、伸びてきた左上の親知らずが左下の親知らずに被さっている歯肉を噛んでしまうようになり、歯肉の炎症から頭痛、肩こりまで発症という悲惨な状態に。
上の親知らずは簡単に抜歯ができるため、抜歯と殺菌処理で治療後は症状が落ち着きました。
歯医者の変更と時間の余裕
引越しのため、かかりつけの歯医者をB歯科に変更し、左下の親知らずがずっと気になっていることを相談しました。
レントゲン撮影をしてもらったところ、神経に近いかもしれないとのことで口腔外科を紹介されましたが、ここでも抜歯の怖さから一旦保留に。
しかし、抜歯後もゆっくり休める時間を確保できそうだったのとB歯科の治療に対する安心感もあり、ついに抜歯を決意したのです。
紹介状を書いてもらいすんなり検査日が決まりました。
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口腔外科での治療
初診時は、レントゲン撮影を行い治療方法の説明を受けました。
結果、神経に近い場所ではなかったので、歯肉を切開し親知らずを二分割にして抜歯するとのこと。
二週間後、ついに抜歯の日です。
大掛かりな手術になると緊張していましたが、普通の治療椅子での抜歯だったので少し拍子抜けです。
簡単な問診を受けたあと麻酔を数箇所打たれました。
病院によって違うと思いますが、表面麻酔をしなかったのでこの注射が地味に痛かったです。
歯肉を切開し、親知らずを剥き出しの状態にしたあと、ドリルのような大きな音の出る器具で分割していきます。
根が大きかったようで、当初の二分割から三分割へ変更となり約40分で抜歯完了、縫合の流れでした。
翌日、消毒で再来し1週間後無事に抜糸となりました。
抜歯後約1週間は頬がおたふくのように腫れましたが、大きなトラブルもなくすっきりしました。
親知らずを抜いた跡はぽっかり穴があいています。
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