あの強烈な痛みは、今思い出しても涙が出そうです 北海道 M.Oさん
性別 | 抜歯時の年齢 | 治療部位 | 生え方 | 治療場所 |
女性 | 10代 | 右下 | 横向き | 病院 |
私が、親知らずの治療で手術をしたのが、1988年でしたので今から27年以上前のことです。
子供の頃に通っていた歯医者で口の中が小さいので余裕がないと言われ、その後八重歯矯正もしたので、私の親知らずは無理な姿勢でしか顔を出せなかったようです。
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突然の歯の痛みに歯医者に駆け込んだ
当時10代で学生だった私は、母の姉が新居を建てたので引越しのお手伝いに行ってました。
その数日前から、右下に生えてきた親しらずの調子が何となく悪いなと感じていたのですが、痛みが出てこないので、そのままにしていました。
でも、その日は何だか様子が違い、ジンジンと痛み出し耐えられないほどになってきました。
鎮痛剤を飲んでも、すぐに効かなくなるので母と相談して近所の歯医者に行く事にしました。
先生に今までの経過と激しい痛みを伝え、今すぐ抜いてくださいとお願いして診察を始めたら「ここでは怖くて抜けません」と言われ帰されてしまいました。
一晩、痛みが止まるのを我慢しましたが良くならないので別の歯医者に行こうと考えました。
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初めての大学病院に緊張
昨日の感じでは、普通の歯医者に行っても処置してもらえなさそうな雰囲気を感じたので、B大学病院の口腔外科に行く事にしました。
当時の大学病院は今よりも診察してもらいやすい環境だったので、予約なしで行っても受け付けてもらえました。
少し待たされましたが、先生の診察が始まり現在の状況を説明してもらったのですが、私の右下の親知らずは横に生えていて抜歯手術が必要との事でした。
ただし、先生のオペも予定が詰まっていてすぐには出来なくて記憶では2週間くらい待たされた気がします。
その間、痛くなったらどうしようと不安がありましたが、特に先生は心配もないようで、オペの予約をして当日を待つ事となりました。
顔に布をかけられた時の気持ち
手術までの間にも痛みがありましたが、もう少しで楽になると思い病院から処方された鎮痛剤を飲み、だましだまし過ごしていました。
早く抜いてほしい気持ちと怖さが入り混じった気持ちで、不安を感じながら、当日B大学病院行きました。
やはり最初の難関は麻酔です。
注射が苦手なのでドキドキしましたが無事終わり、体調も安定していて手術の準備が進み、顔に布をかけられました。
手術が初めてだったので驚きましたが、これで気持ちが固まった気がします。
でも、大学病院なので学生さんが周りを取り囲み、その気配が体に伝わってくるのでいつも以上に緊張しました。
手術時間は、想像よりも短くてあっという間に終わった気がします。
どうしてもメスで切って歯を取り出しので糸も付いていて少しの間気分が悪かったですが、その後は痛みもトラブルもなく生活しているので、あの時口腔外科に行って手術した事は正解だったと思っています。
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