クリスマスローズの剪定方法は？葉を切る時期が大切！

クリスマスローズの花を、自宅で育ててみたいと考えている人は、多くいるのではないでしょうか。

しかし、クリスマスローズを育てるために必要な剪定作業について、詳しく知らなくて困っている人もいるかと思います。

この記事では、

• クリスマスローズの剪定の時期
• 有茎種・無茎種の剪定方法
• 花が咲いた後の剪定について

これらをご紹介していきます。

有茎種・無茎種の剪定方法

クリスマスローズは、フェチダスに代表される有茎種と、ガーデン・ハイブリッドのような無茎種に分類することができます。

それぞれで剪定の方法が異なり、違いを抑えておくことが大事になります。

また、剪定をすることで、つぼみが膨らむ部分の風通しを良くして、クリスマスローズの開花や成長を促進してくれます。

クリスマスローズの葉の主な剪定時期

クリスマスローズの葉の剪定は、12月の下旬から翌1月にかけて行うことがベストです。

2月から3月にかけ、クリスマスローズが開花のシーズンを迎えるので、その前までに葉の剪定作業を済ませることが望ましいとされます。

このタイミングで剪定するのは、春に出てきた古葉と呼ばれるもので、新しく出てきた葉に比べて堅いものを剪定します。

開花の時期を迎える前に古葉の剪定を済ませることで、次のようなメリットがあります。

• クリスマスローズの株の根元に太陽光がしっかりと当たりやすくなります。
• 葉がなくなって風通しもよくなるため、花が育ちやすくなります。
• 成長した花に古葉が当たり、傷が付くことも予防できます。

開花を迎えるというだけではなく、その後の花の成長を促進するためにも、年末から立春にかけての時期に剪定作業を行うと良いでしょう。

花が咲いた後は梅雨の時期に剪定を行う

花が咲いた後は、梅雨のタイミングで葉の剪定を行うことが望ましいです。

一般的に、クリスマスローズは4月後半から5月にかけて咲くことが多く、その後次第に花が咲く時期が終わります。

できるだけ湿気の溜まらない環境を作って、クリスマスローズの次の開花を後押ししてあげましょう。

まとめ

• 葉の剪定は12月末から1月にかけて済ませておく
• 無茎種のものは必ず葉を根元から切り落とす
• 有茎種は必要に応じて葉を剪定する
• 花が咲いた後は、6月頃の梅雨時に葉の剪定をする

ここでは、クリスマスローズの剪定方法や適切な時期について、紹介しました。

基本的に花が咲き始める前の時期に葉の剪定をしっかりと行い、咲く時期を待つのが良いです。

また、クリスマスローズは有茎種、無茎種に分かれますが、種類によって剪定のやり方や必要性が変わります。

種類に応じて、葉の剪定を適切にやりましょう。

花が咲いた後の梅雨の時期にも、葉を剪定して風通しを良くすることを忘れずに。

これらの点を抑えて、クリスマスローズを上手に育てたいですね。