ポインセチアの短日処理の方法は?期間はいつまで?
クリスマスになるとよく見かけるポインセチアですが、実はポインセチアは「短日処理」という作業をしないと、真っ赤な葉にはならないです。
私たちがよく見るようなポインセチアが真っ赤なのは、短日処理を施しているからです。
自宅でポインセチアを育てるなら、短日処理は必ずやりましょう・
では、その短日処理とは具体的に一体何なのでしょうか?
いつから始めていつまでやるのか、それともずっと続けるのか?
今回は、ポインセチアの短日処理についてまとめました。
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短日処理の期間は?
短日処理は9月下旬頃から葉に色がつくまで行います。
日数にするとおおよそ40日間以上継続する必要があります。
1日の日照時間を12時間内にする。
ところで、短日処理って何なのか?
ちゃんとした方法は知っていますか?
短日処理の経験があるあなたでも、もう一度短日処理について知っておくと、より理解が深まると思います。
短日処理とは?
短日植物の中でもポインセチアは、一日の内の日照時間が12時間以下になることで花を咲かせる植物です。
ポインセチアは花が出来ると花の周りの葉が色付くため、一般的にイメージされるポインセチアのように真っ赤な葉になるよう育てたい場合は日光の照射時間を制限する必要があります。
そこで必要になるのが「短日処理」です。
一般的に短日処理を施す時間は夕方5時か6時から、翌朝の8時か9時と言われていますが、大切なのは時間帯ではなく時間の長さなのでそこまで厳密に時間は守らずとも構いません。
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具体的に短日処理はどのようにするの?
では具体的に短日処理とはどのようなものなのでしょうか。
短日処理はつまりポインセチアを光に当てなければよいので、前項に記載した時間の間、鉢の上からダンボールなどを被せて光を遮ってしまえば短日処理は完了です。
この短日処理をしっかり40日間以上(もしくは葉が色付くまで)続ければ、ポインセチアの葉は鮮やかな赤に変わります。
1日でも日照時間が12時間を越えると失敗になってしまいますので、毎日欠かさず遮光しましょう。
この短日処理を、9月下旬ごろから40日以上、葉が色付くまで続けましょう。
ダンボールを被せただけですと隙間から光が差してしまうかもしれないので、念のためダンボールの上から黒いビニール袋を被せて入念に取り組んでおけば失敗する確率は下げられます。
なかなか色付かない時にはどうすればいい?
ちゃんと短日処理をしているのに、なかなか葉が色付かないのは何が原因なのでしょうか?
まず考えられるのは、しっかり遮光をしているつもりで、実は光が漏れて中に入り込んでいる可能性です。
ダンボールのみでは隙間から光が差してしまう可能性が高いので、ビニール袋を被せて入念にチェックしましょう。
また、押入れや倉庫などに入れて遮光している場合は、短日処理中に絶対に扉を開けないようにしましょう。
そしてその完全な遮光を、一日も途絶えることなく40日以上続けなければなりません。
また、短日処理が必要となると常に日光を避けた方がよいような気がしてしまいますが、日中はしっかりと日に当ててあげましょう。
ポインセチアの短日処理のまとめ
・毎日欠かさず遮光する(夕方5時頃~翌朝9時頃まで)
・ダンボール+黒いビニール袋でしっかり遮光する
・日中はしっかりと日光を浴びさせる
クリスマスに向けてせっかく育てたポインセチアを綺麗に色づかせるには毎日の短日処理がとても大切です。
せっかく育ててきた、ポインセチアの色付けが失敗した~!!ってことにならないように、遮光を欠かさず行うのがポイントです。
面倒だと思う方は素直にお店で購入される方がよいかもしれません。
でも、毎日マメにお世話をしてきたポインセチアなら愛着がわくでしょうから、手間ひまかけて育てるのも楽しみの一つだと思ってます。
クリスマスに向けて、あなたも一度、自分だけのポインセチアを家に咲かせてみませんか?
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