パウダータイプの酵素洗顔の効果は？

酵素洗顔と聞くと、美容に詳しい人ならよく知っているかもしれません。

酵素洗顔はパウダータイプのものが主流です。

酵素は水分にとても弱く、水に触れるとその効果が弱くなってしまうのです。

酵素はタンパク質を分解する役割を持っています。

顔の角質は主にタンパク質からできているので、古くなってしまった角質を落とすのに酵素洗顔はとても効果的なのです。

■酵素洗顔に入っている酵素って何？

酵素洗顔に入っている酵素の多くは、パパイヤからとれるパパイン酵素、パイナップルからとれるパイナップル酵素です。

どちらの酵素もタンパク質を分解する働きがあります。

パパイン酵素は消化酵素であり、脂質、糖質、タンパク質を分解する性質があります。

よって、食べることによってダイエットにも効果的と言われています。

特に、熟したものより未熟な青パパイヤと呼ばれるものが酵素をたくさん含んでいるそうです。

■酵素洗顔の効果とは？

酵素洗顔は、タンパク質を分解すると言う働きから、肌の皮脂や古くなった角質を溶かしてくれます。

肌トラブルの多くは、古くなってしまった角質がいつまでも肌表面に残ってごわごわしていたり、角栓が毛穴の中の残ってしまい黒ずんでしまったりして起こります。

これらはほとんど、タンパク質が原因です。

このタンパク質を取り除くのに酵素洗顔はとても有効だと言えます。

いつまでも古い角質が肌に残っていると、ざらつきが気になったり、毛穴が詰まって黒ずんだり吹き出物ができてしまったりします。

古い角質が取れることで、肌のターンオーバーが正常になります。

ターンオーバーが正常になるのは健康な肌が生まれると言うことですから、酵素洗顔は、肌をもとから美しくしてくれるのに役立つと言うことになります。

また、古い角質がなくなると化粧水などの化粧品がしみ込みやすく、浸透しやすくなる効果もあります。

今まで古い角質に邪魔されて浸透しなかった化粧品が、肌にしっかり浸透することでその化粧品自体の効果も発揮できるようになり、ますます美肌に近づきます。

酵素洗顔した後は肌が無防備な状態なので、何もしないで放っておくとどんどん乾燥してしまいます。

よく、酵素洗顔をすると却って乾燥したり、ガサガサになったりしたと言う人がいますが、これは酵素洗顔の量が多すぎるか、こすりすぎか、保湿を怠っているからだと言えます。

必ず保湿はしっかりするようにして下さい。

■酵素洗顔の注意点

酵素洗顔はとても洗浄力の強いものです。

タンパク質を溶かすわけですから、やりすぎはいけません。

大切なのは、古くなってしまった角質をそっととるように優しく使うことです。

酵素の効果が発揮されるぬるま湯でしっかり泡立てたものを、優しく肌にのせていってください。

ゴシゴシこすらないようにしましょう。

古い角質だけでなく、新しく、まだできたばかりの肌まで溶かしてしまうと綺麗になるどころか、肌が薄くなってしまい刺激に弱くなり、トラブルのもとになってしまいます。

なので、最初は週に一度くらいから始めるのがいいと思います。

また、肌が敏感になっているとか、あまりに乾燥しているときは使用をさけたほうがいいです。

何度も言いますが酵素洗顔をした後はいつもよりしっかりと保湿をすることも忘れないようにして下さい。

酵素洗顔をする時には必ず自分の肌の調子を見極めてから使いましょう。

正しい使い方をすれば肌が綺麗になり、トラブルのない若々しい肌でいることができます。