パウダーの酵素洗顔を毎日やってはいけない?適切な回数とは

酵素洗顔をすると、肌がつるつるのゆで卵みたいになって気持ちいいですよね。

これは酵素が古い角質を分解して取り除いてくれるからです。

普段の洗顔料では落とせない皮脂でできた角栓や、古くなった角質は酵素洗顔で落とすことができます。

この効果からついつい毎日やりたくなってしまいますが、酵素洗顔は洗浄力が高いので毎日だと刺激が強くなり、かえって肌荒れを起こしてしまう場合があります。

なぜ毎日やってはいけないのか、そしてどのくらいの頻度がちょうどいいのでしょうか。



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■分解すると言うことははがすこと

パウダーの酵素洗顔を毎日やってはいけない?適切な回数とは

酵素洗顔で肌が綺麗になるのは、不要な角質や角栓を分解し、溶かしてくれるからです。

肌を健やかに保つには、肌が正常にターンオーバーすることが必要です。

ターンオーバーとは、表皮が新陳代謝することです。

肌の表面になる細胞が新陳代謝によって押し上げられ、表皮となり、やがて垢となって落ちていくことをターンオーバーと言います。

通常健康な肌は28日周期でターンオーバーするのですが、この働きが遅くなってしまうと古い角質がいつまでも肌の表面に残り、肌がごわごわしてきます。

この古い角質を取り除くことで新陳代謝を促し、綺麗な肌にしていくことができます。

そのため、適度に角質を取り除けば正常に肌がターンオーバーしていつも綺麗な肌でいられるのです。

ここで気をつけたいのが、古い角質を取り除くことは大切ですが、取りすぎてしまうとまだ十分に育っていない肌が外に出てきて、水分を蓄えられない肌になり肌トラブルを招く原因になってしまうところです。

酵素洗顔は角質を分解して溶かします。

つまり、肌の表面をはがすと言うことです。

すでに古くなっている角質を取り除く分にはいいですが、酵素洗顔を毎日行うことでまだ新しい肌まではがしてしまうと皮膚が薄くなり肌が刺激を受けやすくなるだけでなく、肌荒れを起こしてしまいます。

なので、酵素洗顔は回数がとても重要になってきます。

■自分の肌と相談して、無理のない回数で

酵素洗顔をする場合、最初は少な目の量をしっかりと泡立てて使います。

決してパウダーのまま肌にのせたり、肌の上で泡立てたりしないようにして下さい。

何度も言いましたが酵素洗顔は洗浄力が強いので、泡を肌にのせるだけで酵素の力が肌の皮脂などを分解してくれます。

こすったり、パウダーの状態で肌の上で泡立てたりしてしまうと肌に傷をつけてしまいます。

通常の洗顔よりも優しくすることを心がけましょう。

そして、最初は酵素洗顔をやったら一週間はあけた方がいいです。

いきなり何度もやるのは刺激が強すぎて肌が驚いてしまうので注意しましょう。

段々と、4日おき、2日おきと間隔を狭くしていきますが、その過程で肌に刺激を感じたり、何かトラブルを感じたりした時はやりすぎですのでいったん使用を控えてください。

毎日やることはおすすめできません。

鼻の黒ずみなどは1回では落ちないと思いますが、そこで何度もやってしまうと肌を傷めてしまうからです。

どうしても汚れが気になる場合は泡立てた固形石鹸に混ぜて、1日おきくらいにするといいですよ。

または、顔全体に使用するのではなく、汚れの気になるところだけ部分的に使ってみましょう。

必ずこの回数がいいと言うのはありませんが、やりすぎて皮膚が薄くなってしまわないように様子を見て酵素洗顔をすることが大切です。

毛穴の黒ずみなども、短期集中で毎日酵素洗顔をするよりも、長い時間かけて少しずつ酵素洗顔をしていく方が毛穴の汚れが少しずつ落ちていき、結果的に綺麗になります。

酵素洗顔はあくまでターンオーバーを手助けするためのものであり、集中的にやれば美肌になるものではありません。



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■肌が敏感なときは使用を控えて

決まっているわけではありませんが、一般的に酵素洗顔の回数は週に2~3回が適当だとされています。

ですがこれは誰にでも当てはまるわけではないので注意しましょう。

肌は人それぞれ違います。

敏感肌の人は特に気を付けた方がいいですね。

また、普段は大丈夫でも女性の場合生理前や生理中の時は肌がいつもよりも敏感な状態に傾いていますので、使用をさけたほうがいいです。

綺麗な肌になるためには、やり方や回数ばかりに気を取られがちですがもっと大切なことがあります。

それは自分の肌の状態をよく見極めることです。

いつもよりごわついていたり、皮脂の分泌量が多かったりしたら酵素洗顔で洗ってみる、ちょっとした刺激にもひりついたり赤くなってしまったら刺激を与えないように肌に優しい成分の化粧品で保湿をするなど、その時その時でケアの仕方を変えていくことが大切です。

自分の肌の声をきいて、適切なケアをしていきましょう。



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