こんな時どうやって書く?

学校の在学中について、いろいろと出来事があると思いますが、下記のような時はどうすれば良いでしょうか。

書き方についてまとめてみました。

こんな時どうやって書く?

1、大学在学中に専門学校に通っていて同時期に卒業の場合

     ・変更になった名前を書くべきか
     ・在学中に名前が変わった場合どうすべきか

2、学校の名前が変わった場合

3、除籍になった場合は退学と書くべきか

4、卒業式が2月なら2月卒それとも3月卒と書くべきか

5、定時制高校の場合は定時制卒と書くべき?

6、海外の日本人学校卒業についての書き方は



Sponsered Links


1、大学在学中専門学校に通って同時期の卒業の場合

一般的に言われているダブルスクールについては、学歴欄の記載ではなく特技、資格の欄に

書きます。

理由としては

  • 専門学校といっても正規の学位等の学校とのスクールではなく「各種学校」扱いの学校が多い
  • 正規の学位が認められている学校以外は学歴として記載は不適当と思われる

学んだことにつては、意欲的なものとして印象になりますので、是非、資格、特技欄に記載してアピールしたいですね。

※正規の通信制大学に二重在籍とはありえますか?

通信過程の大学の多くは規則により他の大学や短期大学に在学の場合は入学できないという規定があるので、基本的に履歴書に記載することはできません。

※専門学校(専門士の学位がある正規校)が定期の大学の通信過程と併学の場合は

学歴に記載は可能です。入学時期と卒業時期を記載します。

平成○年 ○専門学校 ○学科入学

○大学通信科併学カリキュラム過程入学

平成○年 ○専門学校 ○学科卒業

○大学通信科併行カリキュラム過程卒業

2、学校の名前が変わった場合

学校の名前が変わった時の履歴書の書き方についてですが、基本的には、在学中、卒業後に変更になった場合でも、元の名前と新しい名前を書きます。

例えば、『平成○○年 ○○大学(現○○大学)入学』と書きます。

在学中に名前が変更になった場合は、在学中についても入学した当時の名前と現在の名前を書きます。

例えば、平成○○年 B大学(現D大学)入学

平成○○年 D大学卒業

このように、入学の時は旧の名前、現在の名前を書き、卒業の時は新しい名前のみでも支障はありません。

また、入学と同様に昔の名前と現在の名前を書いても支障ありません。



Sponsered Links


3、除籍になった場合は退学と書くべきか

大学などで自主的に退学した場合については、履歴書に大学中退と書くことは問題ありません。

しかし「除籍」についてはその学校にいたということ自体が末梢されるということあたります。

したがって、除籍の場合は在籍していたこと自体がない状態になるということになるので、学歴に「大学中退」と書くことはできません。

除籍扱いとなった場合の多くは在籍していた事実がなくなるということから「書かない」「記載の必要なし」というものが多いようです。

もちろん書いてもいいかもしれませんが、ただ、「除籍」という処分の面接官の印象としては、『学校からの何らかの処分があった。』、『除籍以外の対応が他にできなかった。』といったマイナスのイメージがありますので、書くことについては、ご自身で考えた上で学歴に記載すべきでしょう。

除籍を書く場合の例

平成○年○大学入学

平成○年○大学 除籍処分により退学

4、卒業式が2月の場合2月卒それとも3月卒と書くべき

卒業の時期によって履歴書の記載について違いはあるのでしょうか。

証明としての卒業の時期ですが、一般的にその年度末、つまり、3月31日まで在籍で卒業とされます。

ですがら、卒業式が2月であったとしても、学歴の記載の卒業の時期は3月と書きます。

卒業式=卒業とはならないからです。

5、定時制高校の場合は定時制卒と書くべき?

定時制・通信制の卒業については高校卒業として証明されます。

特に高校の場合は過程まで記載の必要はないと思われます。(大学の場合は学部学科などの詳細の記載があるので必要な場合もあります。)

ただし、入学と卒業の年度についてはしっかりと明記しましょう。(定時制の卒業は通常4年です。)

定時制や通信過程だから不利になるのではないかと思われるかもしれませんが、その点については自信をもって頂きたいと思います。

色々な事情から働きながら、一旦社会に出てから学校で勉強することについてはむしろプラスのアピールポイントとして、働いて一度社会を見て勉強する事は、そのままストレートで学校に行く方とは違った意見などがあると思います。

そうした経験は素晴らしいものですので是非、面接などの時に自信を持って頂きたいです。

6、海外の日本人学校卒業についての書き方は?

そもそも日本人学校とは文部科学大臣が認定するが海外にある日本人のための学校のことです。

学校教育法の規定には該当はしませんが、文部科学省から教師の派遣などもあり、また、義務教育過程の期間もあり、上級の学校の進学の際も日本における学校と同様の扱いとなるなど公的な意味合いが強いようです。

※日本人学校

ウィキペデア より

日本時学校の履歴書の書き方

日本の学校と同じ様に、学校名と卒業の時期を記載します。(国名も書くと分かり易いようです。)

日本人学校の場合は小学、中学校の時期と同様の期間ですので扱いも同様で問題はありません。

記載例としては、『平成○年 ○○日本人学校卒業(国名)』といった感じです。

おわりに

学歴に書く時の記述について迷う時もあるでしょうが、基本的には事実を書くことが大切です。

また学歴として記載できるものは学校教育法の規定にある学校の入学、卒業についてで、それ以外については、特技、資格の欄に書くように心がけると分かり易いと思います。

学歴に関しては不利有利などを考える場合もありますが、「学ぶ」ことに対しての姿勢は素晴らしことですので、自信をもって書くことでアピールポイントとして繋がると思います。



Sponsered Links


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ