台風の前になると頭痛が・・・。気になる理由と対処法!

台風の前になると頭痛が・・・。気になる理由と対処法!

漫画ゲゲゲの鬼太郎で、妖怪が悪さをする前触れに鬼太郎の髪の毛がピンと立つ演出がありましたが、同じように台風の来る前触れに頭痛が起こるという人は少なくないものです。

その理由と対策を見てみましょう。



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台風の低気圧によって頭痛が起きる理由

台風による頭痛は、俗に低気圧頭痛とよばれます。

ポテトチップスの袋を、高い山の頂上にもっていくとパンパンに膨らむということをご存じの方は多いと思います。

これは平地の大気圧下で袋詰めされたポテトチップスであるために、袋の内側の空気圧と袋の外側の大気圧が釣り合って、適切な膨らみ具合になっていたものが、山の頂上へ持っていたために、袋の外の気圧が低くなり、袋の中の平地の大気圧が優位となって、内側から袋を押し出す力が働くためです。

簡単にいうと、これと似たような状態があなたの頭の中で起きているということです。

すなわち、山の頂上へ行ったことで気圧がさがる代わりに、台風が接近したことで気圧がさがり、その結果、ポテトチップスの袋が膨らんだ代わりに、あなたの頭の血管などが膨らみ、脳の神経を圧迫することで頭痛が起こるということです。

適度な運動の習慣で、頭痛が起きにくい体を作ろう

台風による頭痛は、男性より女性の方が3倍以上なる確率が高いものだというデータがあります。

ホルモンバランスの違いもありますが、筋肉量や血管の吸収能力の違いも関連している可能性があります。

というのも、前述したように外気圧に打ち勝って頭部の血管が膨張するのが原因なのですから、頭部が閉鎖されているわけではない人体の構造を利用して、膨張分を首から下へと流してやればよいわけです。

気圧が下がれば筋肉に血液を送り込み、頭部の膨張率を上回るようにしてやれば、理論上低気圧頭痛は起こらないことになります。

普段から運動をして、体の各部の筋肉に血液を送り込んでおきましょう。



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ヒスタミンを抑えることと、食事に気を配るアプローチも有効

次に、ヒスタミンの分泌を抑えることも大切です。

ヒスタミンは脂肪細胞が刺激を受けたときに分泌される物質で、体内の免疫機能を活発にするよう働きかけます。

この過剰な働きがアレルギー症状を生むのは有名ですが、実は血管拡張作用もあるので、低気圧頭痛に拍車をかける恐れがあります。

ヒスタミンは、飲酒や動物性食品の過多、忙しいストレスの多い生活スタイルなどが、リスクとなり、多量が血中に遊離することが知られていますので、普段から「ほどほど」の生活態度が肝心だということですね。

加えて、ヒスタミンの過剰を抑えるうえに、カフェインによって血管収縮をうながす効果もある緑茶、マグネシウムやビタミンBを含む、ナッツや大豆、海藻などを頻繁に食べるようにしましょう。



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