引越し料金の目安はどのくらい？小さな引っ越しの場合

引越しは、その規模によって料金が大きく変動します。

規模の小さな引越しには、2種類の意味が考えられます。

まず、引っ越す人が「単身」という意味の小さな引越しです。

次に、「移動距離が短い」物も、小さな引越しと考えられます。

それぞれの小さな引越しの料金について、目安となる金額をご紹介します。

単身の引越しで想定される事

一人暮らしや単身赴任の場合、家の中にある家具は必然的に少なくなります。

家電付きのアパートを利用している人も多いと考えられますので、単純にダンボール約5〜10箱が荷物だと想定します。

ダンボールを自分で用意するか、引越し業者の梱包材を利用したかによっても料金は変わってきますし、梱包や配送まで頼むと更に料金が上乗せされます。

また、荷物が少ない単身で引越しを行う場合には、各引越し業者が安価で提供している「単身パック」を利用する事もできます。

ただし、単身パックなどの割安サービスは、ダンボールなどの梱包資材はもらえませんので自分で用意しなければなりません。

単身の引越し料金の目安

※ただし、長距離間の引越しの場合20万円近くかかる方もいるので、事前に見積もりを取るまでは安心できません。

引越しの荷物が一定以下であれば、先ほども少し触れた「単身パック」の利用がおすすめです。

これは、他の人の荷物とまとめて1台のトラックに入れて運送する方法で、トラックを1台貸しきる通常の引越し方法よりも、人件費や運送費が節約されるため料金が割安になります。

注意点として、一定以上の荷物になってしまった場合、倍のお値段が発生する事にもなりかねませんので、単身の引越しでも、家財が多い方は利用する前によく考えましょう。

移動距離が近い引越しの場合

移動距離が短い引越しは、単身で長距離の引越しを行うよりも割安で済みます。

「移動距離が短い」は、同市内や隣県同士の5km圏内の引越しと仮定します。

引越しがあまり行われないオフシーズンだと、約1万円程下がるようです。

しかし、あくまでも費用は平均値ですので、近距離でも荷物の多いご家庭では相場の倍近く費用がかかってしまう事もあります。

さらに小さな「自力で引越し」作戦

単身でもともと荷物も少なく、大きな家財なども全て処分してしまったという方の中には、引越し業者を雇わず、全て自力で運搬を行う方もいます。

車をお持ちの方で、同市内など近距離であれば、無理な作業ではないでしょう。

費用は主にガソリン代程度です。

車のない方であれば、宅急便で新居に荷物を運ぶ手もあります。

大サイズのダンボールを4箱運んだとしても、10,000円以内には収まるでしょう。

ただし、この場合は新居で荷物を受け取れる時間帯を必ず確認しておかなければなりません。