白いTシャツに汗染みがついてしまったら、目立たないようにする方法

白いTシャツを着ていると、いつの間にか黄色い汗染みができてしまうことがあります。

これは人間の身体にあるアポクリン汗腺という部分から、脂肪やたんぱく質を多く含んだねっとりとした汗が分泌される為で、この分泌物には皮脂汚れにより黄ばみを生じさせる成分が含まれているからです。

特に夏場は汗の量が多く、白いTシャツのワキや首周りなどに黄色い汗染みが目立つようになります。

こうしたTシャツの汗染みを目立たないようにする方法が幾つかありますので紹介します。

Tシャツの汗染みを目立たないようにする方法

酵素入りの洗剤を使用する

洗濯用洗剤には界面活性剤が含まれています。
この界面活性剤は皮脂を落とすのに効果があり、汚れを包み込んで洗い流してくれます。
また、繊維の奥までしみ込んだ汚れを分解するには酵素の力が必要になります。
酵素入りの洗剤を使用するということで、酵素によって汚れが分解されて、界面活性剤に包み込まれてキレイになります。
酵素の中でもプロテアーゼは皮脂汚れに効果があります。
また、界面活性剤に関しては、洗剤の成分は細かく分けると石鹸分と界面活性剤とに分かれているのですが、洗剤の種類によりその比率が変わります。
石鹸分の比率が下がるほど界面活性剤や蛍光剤、アルカリ剤、酵素などの含有率が上がります。
これらを考えて界面活性剤の成分が多く、酵素が含まれた洗濯用洗剤を使用すると良いです。

熱湯で洗う

脂は熱湯に弱いです。
熱湯に漂白剤か重層を入れて漬け込むことで、汗染みがかなり落ちることがあります。

洗濯用洗剤以外の洗剤を使用してみる

食器用洗剤やメイク用のクレンジング、洗顔フォームなどは皮脂の汚れを落とす効果があります。
洗濯用洗剤でも落ちない様なしつこい汚れには一度試してみると良いと思います。

重層を利用する

重層は100円ショップで手に入ります。
まずは液体洗剤で手洗いをした後、重層を練って丁寧に洗います。
ブラシなどを使う人もいますが、生地が傷んでしまいますので、使用済みの歯ブラシ程度が良いです。

スポ―ツ用の固形石鹸を使用

靴下やスポーツのユニフォーム用の固形石鹸には泥汚れを落とすとともに、汗や皮脂を分解してくれる効果があります。
少しでも汗染みがあると思ったら、すぐに使用すると良いです。

汗染みは、衣服をクローゼットにしまっておき、出したら気付いた、ということが多くあります。

特に白いTシャツは、一度でも来たら汗染みができるものと思ってきちんと洗濯をすることが大切です。



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