カレーのシミの落とし方!汚れを落とす簡単4ステップ

大人も子どもも大好きな、日本の国民食のひとつと言ってもいいくらい人気のカレー。

カレーをアレンジしたメニューも世間にはたくさんあり、カレーパンやカレーうどんは定番ですね。

子どものころ、カレーが上手に食べられなくて服の袖や、胸元を汚してしまい、母親に怒られたなんて経験をした方も、結構多いのではないでしょうか。

思いがけずカレーをこぼしてしまったり、カレーうどんの汁がはねてしまったりと、カレーによる黄ばみ汚れは非常に困ってしまいますよね。

お気に入りの服や白いブラウスやワイシャツに、カレーの黄ばみ汚れがついてしまったら、普通に洗濯するだけではなかなかキレイにならないんです。

かといって、汚れるのが嫌だから白い服やオシャレなシャツが着られないのは悲しいですよね。

今回は、衣服についてしまったカレーの黄ばみ汚れを撃退する方法について紹介していきたいと思います。

カレーによる黄ばみ汚れを落とす4ステップ

服にカレーの黄ばみ汚れがついた場合におススメなのが、これからお伝えする4つのステップです。

■カレーのシミを落とす4STEP

  1. 汚れた部分を水で軽く濡らして、台所洗剤をつけてもみほぐします。
  2. 水で洗剤を洗い流し、まだ黄ばみが完全に落ちていなければ、漂白剤を使います。
  3. 恐らく、この段階でかなり黄ばみは薄くなり、元の状態に近くなっていると思いますので、この後はいつものように洗濯機で洗いましょう。
  4. 最後に、汚れた部分に日光にしっかり当てて天日干しをします。

一般的なカレーによる黄ばみ汚れなら、この方法でほとんど汚れが目立たなくなるはずです。

まだまだ汚れが気になるという場合も、この工程を何度か繰り返す、もしくは繰り返し普通に洗濯してお日様に当てておくだけで、徐々に汚れは薄くなっていくので気落ちしないで下さいね。

それではステップごとに、次から詳しく説明していきます。

ステップ① 黄ばんでいる場所に台所洗剤をつける

カレーで汚れた場所に、直接もしくは綿棒や歯ブラシ等で洗剤を塗ります。

使う台所洗剤は、色落ちせず使いやすいという理由から、中性液体洗剤がおすすめです。

綿やポリエステルの生地で、素材が傷んでもあまり気にしない普段着などは、直接かける方法で大丈夫です。

また、シミが広い範囲におよぶ場合も、直接、洗剤をつける方が手間なく便利です。

デリケートな生地や手洗い表示がある服などは、洗剤を少しだけ水で薄めてから、綿棒や歯ブラシを使ってちょっとずつつけていくといいです。

台所洗剤をつけてからもみほぐしますが、これは綿やポリエステル素材の服の場合で、他の繊維やデリケートな生地の衣類は、綿棒や歯ブラシで軽くトントンと叩くようにします。

服の生地が重なっていると、下の生地まで濡れてしまうので、裏側にタオルを挟んでから優しくシミ部分を叩くといいしょう。

ステップ② 酸素系漂白剤を使って漂白処理をする

台所洗剤をつけてもみほぐしor優しくトントンが終わったら、洗剤を軽く水で洗い流します。

まだ黄ばみが残っているなら、次は酸素系漂白剤を使ってキレイにしてみましょう。

基本的には、上記の台所洗剤の時と同じで、下の生地を濡らさない&漂白剤が移らないように裏側にタオルを挟んでおいて、綿棒や筆、歯ブラシに酸素系漂白剤をとって黄ばみ部分に塗っていきます。

塗れたらドライヤーを当てていきますが、気を付けたいのが、ドライヤーと黄ばみ部分の距離と当てる時間。

10~15㎝離して、HOTで5~10秒間当てるようにして下さい。

ドライヤーを近づけすぎると温度が高くなりすぎて、衣類の色落ち、色ハゲが起こる原因になります。

目を離さずに時間と距離に気を付けて、シミの取れ具合や元々の生地の色に変化がないか注意して見るようにしましょう。

色柄ものは特に危険なので、生地の表面が熱くなりすぎないように気を付けて下さいね。

ステップ③ いつも通りの方法で洗濯する

漂白処理が完了したら、衣類に合った洗濯方法で、普段通りに洗濯していきます。

注意したいのが、シミ抜きや漂白処理は洗濯前に済ませておくということです。

ステップ①と②で、繊維の隙間に入り込んだ汚れを浮かせて、いつもの洗濯で黄ばみを落としやすくするわけです。

もし、ステップ②の漂白処理をしても、まだ黄ばみが目立つという場合は、漂白剤を溶かしたぬるま湯に漬けおきしたり、白物衣類なら塩素系漂白剤を用いるのも方法のひとつです。

ただし、シミ抜きや漂白も繰り返し過ぎると、脱色や色むらの原因になりますので、やり過ぎには気をつけましょう。

デリケートな生地や、家庭での洗濯に不向きな衣類は、プロやクリーニング店にお任せするのが一番なので、上記の方法で試してみて、あまり効果が見られないなら、自宅での洗濯にこだわることはありません。

綿やポリエステル素材で、自宅で気軽に洗える普段着におすすめの方法です。

ステップ④お日様にしっかりあてて天日干しをする

カレーの黄ばみは、ターメリックというスパイスに含まれているクルクミンが元です。

太陽の光には、黄ばみ汚れの原因のクルクミンを分解する力があるので、紫外線をしっかり当てて天日干しすることで、黄ばみ汚れをキレイに落とす効果が期待できます。

ステップ①~③の手順の後、まだうっすらと黄ばみが残っていたとしても、お日様の光を浴びることで汚れは薄くなっていきます。

一度、天日干ししただけでは完全に黄ばみは消えなくても、何度か洗濯→天日干しを繰り返すことで、徐々に汚れが薄まっていくのが実感できるかと思います。

洗濯物を普段はあまり外で干す習慣がなくて、黄ばみ汚れの解消にお悩みの方には、一度は実践して欲しい方法です。

まとめ

  • カレーの黄ばみ汚れには、普段の洗濯の前にひと手間かけるのが大事。
  • カレーの汚れには、普段使いの台所中性洗剤が効果を発揮する。
  • デリケートな素材や色移りが心配な生地の場合は、綿棒や歯ブラシを使って優しくたたく。
  • 作業する際には、生地の裏側にタオルを挟んでおくこと。
  • 洗剤で汚れを落としたあとは、酸素系漂白剤で漂白処理を。
  • 漂白剤の塗布方法は、洗剤と同じだが、その後、ドライヤーをHOTで10~15㎝離して5~10秒当てる。
  • 上記の手順で、繊維に入り込んでいた黄ばみ汚れが浮いてくるので、普通に洗濯する。
  • 完全に黄ばみが落ちていなくても、天日干しすることにより、さらに黄ばみが薄くなる。

 
今回は、カレーの黄ばみ汚れの洗濯方法について紹介しました。

大人になっても、外食や家で作ったりと、カレーを食べる機会は結構多いものです。

注意を払っていても思いがけず汚れることもあるので、覚えておきたい洗濯方法ですね。



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