しめ飾りを飾る日はいつがいい?!気をつけたいポイント
もうすぐお正月。夫婦で迎える初めてのお正月というご夫婦もいることでしょうね。
なかには20歳以上も年の離れた歳の差婚やそれぞれの実家の風習の違いで、お正月のしきたりが違いしめ飾りをどうしたらいいのかわからない。
ゲン担ぎを大事にし、行事のしきたりにうるさい旦那さんに満足してもらえるよう正しいしめ飾りの方法を知りたい!と、思っている若い奥様もいるかもしれませんね。
そんな若い奥様の為に、今回はしめ飾りを飾る日についてのあれこれを紹介します。
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しめ飾りを飾る日について
- しめ飾りは、神様を迎えるのにふさわしい場所だという事を示すためのもの。
- しめ飾りを飾る日は、クリスマスが終わってから年を越すまでで、最も適しているのは28日。
- 29日は「二重苦」、「苦」にかけて縁起が悪い日,31日に飾ることは「一夜飾り」と言われ神様に失礼とされるのでしめ飾りを飾るのは避けましょう。
- 六曜は気にしなくても良いものであるが、気になる場合は六曜それぞれの吉とされる時間帯を選んで飾りましょう。(※六曜:大安、友引、仏滅など)
しめ飾りを飾るのには、良い日,避けた方がよい日があります。
今回は、しめ飾りを飾る日について紹介します。
しめ飾りを飾る日は12月28日がベスト!
しめ飾りを飾る日はいつがいいのか?本来は、旧暦12月13日のすす払いが終わり、歳神様をお迎えするのにふさわしい清められた場になってから飾るものでした。
12月13日を正月事始めといい、昔はこの日に門松やお雑煮を炊くための薪など、お正月に必要な木を山へ取りに行く習慣があったそうで、正月準備を始める目安となっていたそうです。
現在ではある程度地域差はあるようですが、しめ飾りを飾る日は一般的にはクリスマスが終わってから年を越すまでが良いようです。
神様を迎えるために飾るしめ飾りですから、まずは大掃除を済ませ、神様をお迎えする準備ができてからしめ飾りを飾りましょう。
しめ飾りを飾るのに最も適した日は、「8」が末広がりで縁起の良い数字であることから28日といわれています。
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しめ飾りを飾ってはいけない日は12月29日と31日
28日がしめ飾りを飾るのに最も適していると述べましたが、逆に飾ってはいけない日もあるのでしょうか?
29日は「二重苦」、「苦」にかけて縁起が悪い日とされているので、避けた方がよいでしょう。
また、31日に飾ることは「一夜飾り」と言われ神様に失礼とされるので避けましょう。
クリスマスが終わってから年を越すまでに飾るのが一般的ですから、29日,31日を除くと26,27,28,30日の4日間のうちのいずれかの日に飾るのが良いということになりますね。
仏滅や赤口の日に飾る場合の注意点
28日が最も適した日だから、その日に飾ろうと決めたもののカレンダーを見るとその日が仏滅だった場合はどうしたらよいのでしょうか。
そもそも「歳神様」は神道の考えで、大安や仏滅といった「六曜」は中国から入ってきた占いの考え方なので、しめ飾りを飾るのに仏滅や赤口などは気にしなくても大丈夫なのです。
とはいうものの、やっぱり気になるという方もいることでしょう。
その場合は、六曜それぞれの日に吉となる時間帯がありますから、その時間帯を選んでしめ飾りを飾ってはいかがでしょうか。
六曜それぞれの吉の時間帯を紹介します。
- 大安→万事に良いとされる日。六曜のなかで最も吉。
- 友引→昼は凶、それ以外の時間帯は吉。大安の次に縁起の良い日。
- 赤口→午前11時~午後1時の間のみ吉。
- 先勝→午前が吉で午後が凶。
- 先負→午前が凶で午後が吉。
- 仏滅→午後からは「凶」が去ると言われています。
大安であれば時間を気にすることなく飾ることができ、仏滅ならば午後に飾るのが良く、赤口ならば午前11時~午後1時の間に飾るのが良いということになりますね。
しめ飾りを飾る意味
そもそも、しめ飾りの意味を知っていますか?
まず、神社などにあるしめ縄ですが、それは神様が宿るとされる場所に飾るものです。
そのしめ縄に願いを込めて縁起物の飾りをつけたものがしめ飾りであり、自分の家も神様を迎えるのにふさわしい場所だという事を示すためのもので、一度家の中に入った神様が外へ出て行かないようにするためのものだという意味もあります。
まとめ
- しめ飾りは、神様を迎えるのにふさわしい場所だという事を示すためのもの。
- しめ飾りを飾る日は、クリスマスが終わってから年を越すまでで、最も適しているのは28日。
- 29日は「二重苦」、「苦」にかけて縁起が悪い日,31日に飾ることは「一夜飾り」と言われ神様に失礼とされるのでしめ飾りを飾るのは避けましょう。
- 六曜は気にしなくても良いものであるが、気になる場合は六曜それぞれの吉とされる時間帯を選んで飾りましょう。
今回は、しめ飾りを飾る日について紹介しました。
それぞれの家のしきたりもあるでしょうし、地域によって差があるかもしれません。
ご主人に「こう思うから、この日に飾ろうと思うのだけど、どう思う?」と、相談されるのも良いでしょうし、可能であればお義母さんに「しめ飾りについて教えてください」と相談してみるのもいいかもしれませんね。
若くて可愛いお嫁さんに甘えられると喜ぶご主人やお義母さんは多いと思います。
しめ飾りを正しく飾って、よいお正月を迎えてくださいね。
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