2017年の春分の日はいつ? どうやって日を決めるのか?

2017年の春分の日はいつ? どうやって日を決めるのか?

春分の日は祝日ですので、お仕事や学校がお休みになる方は毎年意識しているのではないでしょうか。

けれど、20日が春分の日かと思っていたら21日だったり、そうかと思えば来年はまた20日だったり……と、毎年日付がはっきりしませんよね。

恐らくほとんどの方が毎年春分の日が違うことに気付いていらっしゃると思いますが、日にちがどのように決まっているかはご存知ですか?

今回は、2017年の春分の日と、春分の日がどのように決まるかを調べてみました。



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春分の日はどうやって決められている?

・春分の日は太陽が春分点を通る日
・太陽が春分点を通る日は毎年異なる
・春分の日は春のお彼岸の真ん中

春分の日とは「太陽が黄道上の春分点を通過する日」のことです。

黄道とは、地球から見る空を球体と見なした時に、太陽が通る道のことです。

みなさん、地球の公転は一周365日ちょうどではないことは、閏日(うるうび)の存在からご存知かと思います。

地球の公転は一周365日と約6時間かかるため、太陽が春分点を通過する瞬間も毎年ずれが発生してきます。

この公転周期の関係で、春分点を迎える瞬間が毎年ずれ続け、そうして春分の瞬間が日を越えてしまうことで約1~3年ごとに春分の日がずれてしまうのです。

ちなみに、春のお彼岸は春分の日を基準に決められますので、春のお彼岸も年によって期間が変わります。

春のお彼岸は、春分の日の前三日と後三日の合計七日間になります。



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2017年の春分の日はいつ?

・2017年の春分の日は3月20日
・2017年3月20日は月曜日
・春のお彼岸は17日から23日の7日間

前項で記載したずれを考慮すると、2017年の春分の日は3月20日になります。

2016年の春分の日も20日でしたので、この一年のずれでは春分が日をまたぐことはないようですね。

2017年3月20日は月曜ですので、18日(土曜日)から20日(月曜日)までの三日間が連休となります。

まだ気候がどうなるかは分かりませんが、せっかく春の真ん中に連休が出来るのであればどこか外に出かけてみるのはいかがでしょうか。

また、春分の日が20日なので、2017年の春のお彼岸は17日から23日の7日間ということになります。

その年の春分の日が決まるのはいつ頃?

・明確な日にちが決まるのは、前年の2月1日
・それより先の日にちも計算で予想することは可能
・しかし計算で出した日にちは変わることもある

毎年日にちが変わる可能性のある春分の日ですが、その年の春分の日が決まるのはいつ頃なのかご存知でしょうか。

春分の日が明確に決定するのは、前年の2月1日になります。

2月1日には、国立天文台が計算して翌年の暦をまとめた「暦要項」が「官報」に掲載されます。

この暦要項によって、明確に月日が設定されていない春分の日や秋分の日が決定されます。

計算によってそれより先の春分の日を予想することも可能です。

しかし、この予想は地球の公転・自転などの運行状態が将来も現在予想される通りであるという仮定のもとに成り立っているものなので、もし今後地球の動きが変われば日にちが変わる可能性もあります。



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