七夕の食事!老人ホームで提供すると喜ばれる3例!
老人ホームでは毎日の生活が単調になりがちで、季節感を出すためにもその季節ごとのイベントを行うのがとても大切です。
特に食事は生活するうえで楽しみの大部分を占めるので、季節ごとに特徴の違ったメニューを出すと喜ばれるのではないでしょうか。
今回は七夕のメニューについてご高齢の方でも食べやすくて目でも楽しめる人気なものをご紹介します。
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■色付きそうめんでカラフルに
地域によっては七夕にそうめんを食べる風習があります。
これはそうめんが天の川のように見えると言うこと、または織姫の織る織物の糸に見えることから来ているだけでなく、平安時代には七夕にそうめんを食べると病気にならないと言われていたことからも来ています。
ただ普通のそうめんを出すだけでは味気ないので、七夕らしく色とりどりのそうめんを出してみてはいかがでしょうか。
七夕の五色にちなんで、赤、緑、白、茶、黄色のそうめんがあります。
そうめんの上に星形にくりぬいたハムやスライスチーズ、キュウリを散らしてもいいですね。
■あまり知られていないあさがお寿司
あさがおと七夕には実は深い関係があるのです。
中国であさがおは「牽牛」と言われており、その昔遣唐使がこのあさがおの種「牽牛子(けんごし)」を日本へと持ち帰りました。
牽牛子はとても高価な薬として日本で重宝されていて、その花を「牽牛花」と呼んでいましたが、その後織姫と彦星の伝説と結びつき、あさがおは織姫のことをさすようになりました。
花が咲いたあさがおは、織姫と彦星が年に一度無事に出会えた証と言われとても縁起が良いものとされてきたのです。
そんなあさがおに見立てたお寿司はいかがでしょうか。
あさがお寿司の作り方は、酢飯を円筒型の筒で丸くかたどり、その上に桜でんぶをあさがおの花びらに見えるようにまぶします。
真ん中に星をかたどった紙を置いて、その上から桜でんぶを散らすと簡単にあさがおのような花びらの形になります。
真ん中の白い部分に、刻んだ錦糸卵をのせておしべに見立てます。
お皿にのせるときに、脇に茹でたさやえんどうを葉っぱのように数枚敷くと素敵ですね。
あさがおの花言葉は「はかない恋」、または、つるがしっかり巻き付くことから「愛情の絆」です。
年に一度しか会えないと言うはかない状態であるものの、織姫と彦星はしっかりとした愛情で結ばれているのですね。
織姫と彦星が無事に出会えることを思いながら食べたい一品です。
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■涼しげなゼリーのデザートで夜空に思いを馳せて
食事にデザートがつくと嬉しいものですよね。
七夕の夜空をイメージした、見た目にも涼しげなゼリーのデザートはどうでしょうか。
普段あまり口にしないブルーのゼリーで新鮮さを感じてみるのもいいのではないかと思います。
普通のゼリーに、少しデコレーションして可愛らしく見せることで特別感も増しますね。
おすすめはクラッシュゼリーを上にのせることです。
キラキラしてとてもキレイですよ。
透明のゼリーを薄めの平たい容器で作り、固まったら泡だて器などで崩してクラッシュさせることで作れます。
また、星やフルーツを飾っても華やかになっていいですね。
同じように薄めの容器に牛乳などのゼリーをかために作って、固まったら星形にくりぬきます。
それと一緒にみかんの缶詰などお好きなフルーツを飾ってみましょう。
もうひとつ、青や白のゼリーを作ったらそれをサイコロ状に切り、それに一口大に切ったパイナップルなどフルーツの缶詰をシロップごと入れて、さらにサイダーを注いだものも見た目にも可愛らしく美味しいです。
デザートは見た目の可愛らしさが大切です。
見ただけで気分が上がるような飾りつけをしてあげると喜ばれるのではないでしょうか。
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