七夕の行事を楽しく開催するには?
本物の笹を用意すると、笹の香りなどから季節を感じることができて風情もプラスされ、より七夕のイベントを楽しむことができます。
七夕飾りは折り紙で色とりどりにすると綺麗です。
ひとりひとりが短冊に願い事を書くようにしましょう。
織姫・彦星の衣装を用意して順番に記念撮影するのもおもむきがあっていいですね。
皆で「たなばたさま」の歌を合唱しましょう。
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七夕の行事を楽しく開催するには?
年に一度だけ会うことのできると言われている織姫と彦星(牽牛)のお話は少し切なく、ロマンチックな言い伝えですね。
夜空にかかる天の川を探して、二人が無事に会えるように雨が降らないことを祈ったりもします。
そんな七夕を楽しむにはどのようなことをすればよいのでしょうか。
ここでは、七夕のイベントとして楽しくできるものを紹介します。
欠かせないのはやっぱり笹の七夕飾り
- 笹は本物がベター
- 切ったものはホームセンターや花屋に事前に問い合わせ
- 青いまま保存したければ竹の苗木の鉢植えを
- 季節感は薄れるが、大変なら造花と言う選択も
風にさらさらとなびく笹の音は、心が和むものです。
必ずしも七夕飾りを屋外の風の吹くところに置けるわけではありませんが、笹が風に揺れる姿は風情があって素敵ですよね。
また、笹の香りも気持ちを落ち着かせてくれます。
香りも含めて七夕の季節感を楽しむには、やはり笹は本物がよいでしょう。
本物の笹を手に入れるには、事前にホームセンターや花屋などに問い合わせるといいでしょう。
農協で根の付いている鉢植えの竹の苗木を手に入れると言う方法もあります。
根がついていれば、枯れる心配がないので青いままの笹を飾ることができます。
ホームセンターや花屋で手に入れる笹は切ったものなので、しばらく置いておくと枯れてしまいます。
笹を青いまま保存するのはとても難しいようです。
ですが、最近では少し枯れて色が変わっているくらいが、風情があっていいと言う意見もありますのでこの辺りは好みで選んでいいと思います。
どうしても本物は保存や後始末が大変だと言う場合には、プラスチックなどでできた造花のもので代用することもできますが、少し寂しいものになってしまうかもしれません。
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七夕飾りは色とりどりに
- 七夕飾りは折り紙で
- たくさんの色を使って色とりどりの飾りを
- 陰陽五行説から来ている五色を取り入れて
笹に飾る七夕飾りは、やはり折り紙で作るのが主流です。
子供たちと手分けして色んな種類の七夕飾りを作りましょう。
折り紙の色は青・赤・黄・白・黒が基本です。
これは中国の陰陽五行説から来ています。
それぞれの色に意味があります。
日本では、黒は縁起の悪い色とされて紫に代わっていることが多いそうです。
ですが、この他にも子供たちの好きな色の折り紙で七夕飾りを作って問題はありません。
大切なのは七夕と言う行事を楽しむことにあります。
金色や銀色で星を作ってもいいですね。
その他にも、あみかざり、ふきながし、ちょうちん、わっかつなぎなど折り紙で作れる七夕飾りの種類は色々あります。
五色の短冊に願い事を
- 短冊も五色で
- しっかりした画用紙のような紙が書きやすい
- 願い事を書いて祈ろう
短冊の色も、同じではなく五色にするといいですね。
画用紙などで短冊を作るとしっかりしたものができます。
七夕と言えば願い事を短冊に書くことと言うくらい有名なメインイベントです。
思いをこめてひとりひとりが願い事を書くようにしましょう。
叶いますように、と願いながら笹に結び付ける瞬間は特別な気持ちがするものです。
願い事を紙に書くと言うのは、七夕にかかわらず願いを叶えるには有効な方法と言われています。
それでも、なかなか普段から願い事を紙に書いておくと言うのはできないですよね。
普段なかなかできないことも、このようなイベントとしてやることができれば
願い事が叶ういいチャンスとなるかもしれません。
七夕の主役は何といっても織姫と彦星です
- 織姫と彦星のエピソードを伝える
- 衣装を着て言い伝えに親近感をわかせる
- 衣装は浴衣などをアレンジ可
七夕の由来を知るためにも、織姫と彦星の言い伝えはしっかりと子供たちに伝えるといいでしょう。
代表で織姫と彦星を選んで劇をやってもいいのですが、それだと不公平でつまらないかもしれません。
皆が楽しめるには、やはり全員が参加することだと思います。
中にはやりたくない子もいるかもしれないので全員は難しいかもしれませんが、希望者だけでも簡単に用意した織姫と彦星の衣装を着て記念撮影をしてみるのも面白いのではないでしょうか。
衣装は一から作らなくても、浴衣などをアレンジしてみるといいですね。
オーガンジーの生地を使って羽衣のようにしても素敵です。
女の子は喜ぶと思います。
締めくくりは合唱で
- 歌を歌って一体感を
- なじみのない言葉は解説して
- 情景を思い浮かべながら歌おう
皆で七夕飾りを作って、短冊に願い事を書き、織姫と彦星のことを知ったら最後に歌を歌いましょう。
七夕の歌と言えば「たなばたさま」ですね。
作詞は権藤はなよ・林柳波、作曲は下総皖一です。
昔から伝わる歌なので、子供には意味の分からない単語も出てくるかと思います。
以下のような歌詞になっています。
ささのはさらさら
のきばにゆれる
おほしさまきらきら
きんぎんすなご
ごしきのたんざく
わたしがかいた
おほしさまきらきら
そらからみてる
のきばとは屋根の先のこと、すなごとは金箔や銀箔を粉状にしたもの、ごしきとは五色のことです。
ここでの「きんぎんすなご」はキラキラ輝いているといった表現がいいかと思います。
このような内容も教えながら、歌の情景を思い浮かべて歌うとより七夕の季節を感じることができるのではないでしょうか。
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