春菊に栄養はあるの？味噌汁との相性は？

お味噌汁の具に春菊が入っているご家庭はどのくらいでしょうか。

小さいお子さんがいる家庭ではあまり入れないかもしれませんが、春菊と味噌の相性はよく甘めの味噌とほろ苦い春菊がお互いの味を相殺してお味噌汁の風味がアップします。

さてこの味噌にはどんな栄養があるのでしょうか。

お味噌汁に春菊を入れることでどんな効果があるかを書いていきます。

味噌の栄養分

味噌は大豆を発酵させた食品です。

大豆のたんぱく質を分解して筋肉の怪我の修復をして丈夫な体を作る大豆ペプチドや骨形成をするビタミンKといった老化を防ぐ栄養素が含まれています。

また血圧を下げる働きを持つマグネシウムも多く含んでいます。

大豆に本来含まれるたんぱく質はナトリウムを体外に出すことで血圧安定に働きます。

脂肪をエネルギーに換える働きもあるので肥満防止になります。

お味噌汁に豆腐を入れることは味噌が分解したたんぱく質を補うための先人の知恵といえます。

春菊とお味噌汁との相性は

味噌の甘みと春菊の苦みがお互いの味を相殺しあってお味噌汁の風味はアップします。

また味噌の塩分を春菊に含まれるカリウムがナトリウムを体外に排出する作用で減らしてくれます。

また春菊の不溶性食物繊維の消化を味噌に含まれる大豆ペプチドが助けます。

春菊の茹で方や味噌の選び方など

お味噌汁に春菊を入れる時に注意することは長く茹でないことです。

茹ですぎた場合、シャキシャキ感が無くなると同時に、黒く変色してしまい色目が悪いみそ汁になってしまいます。

春菊はお味噌を溶かし終わった最後に入れましょう。

スーパーなどで見かけるだし入りみそは高温殺菌してあるため、大豆ペプチドが壊れている場合があります。

だしを必ず取って本来の自然発酵の味噌を使うようにしましょう。

白味噌・赤味噌・合わせ味噌などありますからご家庭の好みに合わせたお味噌を選びましょう。